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平成28年第 4回定例会(第1日12月 7日)

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  1. 南山城村議会 2016-12-07
    平成28年第 4回定例会(第1日12月 7日)


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    平成28年第 4回定例会(第1日12月 7日)        平成28年第4回南山城村議会定例会会議録      (平成28年12月7日〜平成28年12月20日 会期14日間)   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――             議  事  日  程  (第1号)                       平成28年12月7日午前9時39分開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 諸般の報告 第4 一般質問   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 会議に付した事件  日程1〜日程4   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 応 招 議 員  (※は署名議員)    議  長  廣 尾 正 男 君       ※5 番  吉 岡 克 弘 君    副議長   コ 谷 契 次 君        6 番  奥 森 由 治 君     1 番  中 崎 雅 紀 君        7 番  梅 本 章 一 君     2 番  北久保 浩 司 君        8 番  北     猛 君
        3 番  齋 藤 和 憲 君        9 番  コ 谷 契 次 君    ※4 番  鈴 木 かほる 君       10 番  廣 尾 正 男 君   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 不応招議員       なし   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 欠 席 議 員     なし   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 説明のため出席した者    村長      手仲圓容 君       副村長     山村幸裕 君    むらづくり推進課長            総務課長    山本隆弘 君            廣岡久敏 君    保健福祉課長  山本雅史 君       税財政課長   杉本浩子 君    産業生活課長  岸田秀仁 君       保育所長    木村啓子 君    建設水道課長  末廣昇哉 君   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 事 務 局 職 員    事務局長    辰巳 均 君    書記   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 会 議 の 内 容 ○議長(廣尾正男君)  議員の皆さん、おはようございます。  全員の御出席を賜り、ありがとうございます。  本定例会は、条例の一部改正、補正予算等を中心に招集をされています。議員各位におかれましては、最後まで慎重審議をいただき、議事が円滑に進むよう御協力をお願いします。  それでは、ただいまから平成28年第4回南山城村議会定例会を開会します。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――               ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(廣尾正男君)  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、4番議員鈴木かほる議員及び5番議員吉岡克弘議員を指名します。なお、以上の両議員に差し支えある場合には、次の号数の議席の方にお願いします。    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――                 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(廣尾正男君)  日程第2「会期決定の件」を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から12月20日までの14日間にしたいと思います。御異議ありませんか。                 (「異議なし」の声) ○議長(廣尾正男君)  「異議なし」と認めます。したがって会期は、本日から12月20日までの14日間に決定しました。    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――                 ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(廣尾正男君)  日程第3「諸般の報告」を行います。  議会報告ですが、去る11月9日、NHKホールで開催された第60回町村議会議長全国大会では、被災地復興と並行した大規模災害対策の推進、地方創生の実現による強靭な国土の形成や必要な経費の確保などを町村と町村議会にかかわる近々の課題について、対策を施すよう国に要請しました。また、地方創生の推進に関する特別決議、地方税財源の充実強化に関する特別決議などが満場一致で決定されました。  また、10月29日から11月26日にかけて実施しました議会地域報告会につきましては議員各位の協力により、無事終了することができました。大変御苦労さまでした。各地域でお聞きした意見等、内容を整理し、今後の議会活動に反映させていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。  南山城村議会会議規則第129条の規定により、行われた議員派遣につきましては、お手元に配付しておりますのでごらんおきください。  続いて、村長から「行政報告」の申し出がありましたので、これを許します。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  議員の皆さん、おはようございます。  本日ここに平成28年第4回南山城村議会定例会をお願いを申し上げましたところ、議員の皆様方には公私大変御多用の中、全員の御出席を賜りまことにありがとうございます。  ことしは4月に発生いたしました熊本地震を初め、8月末から9月の台風10号では東北・北海道地方を直撃し、10月には鳥取県中部地震など、全国各地で想定を超える大規模な自然災害が発生をいたしております。  被災された方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、改めまして被災地の皆さんに対しお見舞いを申し上げ、一刻も早い復旧と地元の復興をお祈りするものでございます。  さて、各国のリーダーが交代など大きな変革を遂げる世界の情勢でございます。民族間の対立による内戦が続き、各地でテロ事件が後を絶たず、依然として不安な状況が続いておる様相でございます。  また、世界経済では11月28日に公表されたOECD経済協力開発機構の見通しでは、前回9月から0.1ポイント引き上げ、3.3%の成長率として来年度の見通しを上方修正すると予測をされておるところでございます。現状では、少し先行きの不安感も抱えた師走を迎えてる今日でございます。  11月21日に開催されました全国知事会において、地方の裁量で自由に使える一般財源の総額を確保するように求めた知事会に対し、安倍総理大臣は地方が安定的に財政運営できるよう国の来年度の予算編成で、適切に対応する考えを示されているところであります。  一方、政府は今年度の税収見込みを引き下げて、不足する財源を補うため第3次補正予算案で赤字国債の追加を発行を検討しているとされております。  京都府では、9月の第2次補正予算案で第2次緊急経済対策として、安心・安全対策、中小企業支援、農林水産業振興生活交通基盤整備、中長期的な観点からは働く環境の整備について予算編成をされました。  12月補正では、国の経済対策を活用した、第3次緊急経済対策として、けいはんなプラザの研究機構の強化や、福祉共生対策で高齢者の共生型まちづくりを推進し、生涯安心社会の実現を図るなどとされております。  また、お茶の京都のターゲットイヤーに向けたサイクリングロード「京都やなしろ茶いくるライン」の整備など予定をされております。村においても「お茶の京都」南山城村協議会において、市町村マスタープランを策定したところでございます。  村の防災では、今月14日「南山城村地域防災計画」の改正に当たり、新たな避難所とする施設や道の駅の防災機能等の今回改正内容について、南山城村防災会議委員の皆様にお示し、今後の防災対策に関する協議をいただく予定となっております。また、19日には自主防災組織連絡協議会が開催され、村の総合防災訓練の課題と整理と今後の計画を議論いただく予定となっているところであります。  それから、村の主な出来事でございますが、恒例の「田山花踊り」が先月11月3日に諏訪神社に奉納されました。  ことしは、京都未来の匠「技の継承」事業との村の「花踊り振興事業」予算により新調された衣装で、五穀豊穣を願う雨乞いの神事の奉納は、秋晴れに恵まれて多くの人でにぎわいました。当日は、「京都府無形民俗文化財と温泉に浸るコース」として、お茶の京都交流拠点をめぐる「お茶どころバス」が当村まで運行されました。  茶畑と紅葉が楽しめ、地域の魅力が体験できるバスツアーとして、昨年に引き続き企画されたものでラッピングバスも登場いたしておりました。  お茶の関係では、11月10日開催されました「第20回全国手もみ製茶技術競技大会」では、南山城村のチームが最優秀賞の栄誉に輝きました。全国28チームが手もみ製法の技術を競う大会において、今回、京都府では初めて「南山城村手もみ技術保存会」が悲願の優勝を果たしました。保存会の発足当時から今日まで、卓越した製茶技能の保存と技術の伝承を受け継いでこられ、その努力のたまものであると思っております。これからもお茶の文化の継承と普及に御期待を申し上げるものであります。  また、11月12日には宇治茶会館におきまして「第69回関西茶振興大会」が開催され、関西茶品評会の普通煎茶の部で、グリーンティー高尾農林水産大臣賞が授与され、市町村ごとの優勝旗は普通煎茶の部では12回目の優勝となる南山城村が産地賞を受賞いたしました。  良質なお茶の産地として高い評価を受けたことによって、今後も村のお茶が市場に広まり来春開業の道の駅など、6次産業化が進み生産に弾みがつくことを期待するものであります。  また、11月23日には、恒例の「むら活き生きまつり」を開催し、南山城村のPR大使として活躍していただいている「コロコロチキチキペッパーズ」の出演を初め、村民の皆さんの手づくりの良さが伝わる出展や、村の自然を体験できる催しなど、多彩なイベントで、ことしも村内外から多くの方が詰めかけ、皆さんとともに交流を深めることができたと思っております。  1日限りの限定オープン道の駅コーナーでは、できたてのおにぎりやお菓子が人気を呼び、工夫を凝らした飲食コーナーではオープンをイメージした新商品をそろえるなど、ことしもにぎわいを見せておりました。道の駅のシンボルマークも決定され、南山城村の広報宣伝体制のさらなる充実が期待されるものであり、消費者と生産者をつなぐ交流の場として、ことしも意義深い一日となったと思っております。  なお、11月1日には、京都生活協同組合株式会社南山城との包括連携協定を締結し、道の駅での連携事業など、運営基盤の確立を図っているところであり、今後は地産地消、安心安全の確保、災害支援を初め、多角的な業務の展開を予定しているところであります。  また、11月22日には重点道の駅「お茶の京都みなみやましろ村」に対して、第46回道の駅登録伝達式が行われ、国土交通大臣公布の登録証を京都国道事務所長から伝達をいただいたところでございます。  広域的な出来事では、10月4日に伊賀市役所において、伊賀・山城南定住自立圏形成協定の合同調印式が行われ、笠置町とともに協定を締結し、11月28日には第1回共生ビジョン懇談会が開催されました。伊賀市には多くの住民が就労、買い物、医療関係を利用しており、行政区が市と村、京都府と三重県、近畿圏と中部圏などの隣接自治体ではありながら大きな壁に囲まれておりましたが、今回の協定の締結では大きな風穴をあけたことになると考えております。  今後の共生ビジョンでは、より具体的な取り組みにより行政と住民が連携し合い、ウイン・ウインな形で地域の活性化が図られることを期待するものであります。  移住定住の推進では、10月1日から空き家バンクの登録が開始され、利用希望者と所有者との調整や、地域おこし協力隊の移住先として、空き家の活用が始まっているところであります。賃貸住宅として登録物件を初め、今後さらなる登録活用が見込まれるところであります。  5月からは活動を始めた移住定住推進員の活動により、空き家のリノベーション計画にかかわる参加メンバーが移住に結びつく例もあり、改装された古民家が移住定住を希望する方々の交流拠点として魅力を発信できるよう今後の展開に期待を寄せるところでございます。  それでは、本定例会に御提案申し上げております案件は、同意案件が2件、諮問案件が2件、指定管理1件、条例改正が4件、補正予算案件が5件でございます。  以上、最近の状況報告と本日御提案させていただきます議案につきまして、よろしく御審議賜り御承認賜りますことをお願い申し上げまして、諸般の報告とさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  これで、村長の行政報告は終わりました。  続いて、例月出納監査報告の申し出がありましたのでこれを許します。  「奥森由治議員」 ○6番(奥森由治君)  議長から例月出納検査の報告の許可を得ましたので、一般会計と国民健康保険特別会計簡易水道特別会計介護保険特別会計高度情報ネットワーク特別会計及び後期高齢者医療特別会計の5特別会計の収支状況について、地方自治法第235条の2第3項の規定により報告をします。  検査の実施日は、平成28年度8月分は9月29日、9月分は10月26日、10月分は11月25日に、それぞれ高瀬代表委員と行いました。  それでは、直近の11月25日に行いました月例出納検査において提出された平成28年度10月分の収支状況について報告します。  一般会計では、予算議決額34億2,446万円に対し、収入済額13億6,517万5,000円で、うち基金から1億1,031万5,000円の一時借入をしております。支出済額12億7,563万5,000円で、執行率は32.93%、1億9,985万5,000円の収支残額となっています。  5特別会計の合計額は、予算議決額13億4,314万1,000円に対し、収入済額5億1,864万8,000円で、支出済額6億5,242万5,000円で執行率48.57%、マイナス1億3,377万7,000円の収支残額となっています。  一般会計及び特別会計の収支の状況については、いずれの月も預金及び借入金の金額並びに提出された収支の状況に記載されたこれらの金額は、関係帳簿などの記載金額と一致し、計数上の誤りはないものと認められました。  なお、今回の月例検査においてアスファルト常温合材の原材料支給にあっては、施工箇所と実施状況などの検証を実施するよう指摘し、担当課においては事業の実施効果を明確に把握するよう求めました。  以上、平成28年10月末日の収支状況を報告し、例月出納検査報告とします。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)  これで、監査委員報を終わります。
       ――――――――――――――――――――――――――――――――――――                  ◎日程第4 一般質問 ○議長(廣尾正男君)  日程第4、「一般質問」を行います。  今回は7名の議員から一般質問がされます。最初は、コ谷契次議員奥森由治議員、中崎雅紀議員、北久保浩司議員、齋藤和憲議員、鈴木かほる議員、梅本章一議員の順で発言を許します。  これにより、1人45分の時間制限を実施します。発言者も答弁される理事者側も要点を十分に整理され、議事進行に御協力をよろしくお願いします。  それでは最初に、9番議員コ谷契次議員の一般質問を許します。  「コ谷契次議員」 ○9番(コ谷契次君)  それでは、一般質問の通告書に従いまして、質問をいたします。  1、高齢者福祉施設について。  28年6月、第2回定例会において、高齢者福祉施設のおくれについての質問後、行政、社会福祉協議会総務厚生常任委員会の三者による、長野県泰阜村での研修、視察を行っている。実施日は28年10月6日。  泰阜村は、福祉施策を他の自治体より充実した施策をいち早く取り組みをしたことから、国は泰阜村に担当者を派遣しヒアリングを受け、国の施策を構築してきたとも研修の中で伺った。  研修内容について、村長は既に詳細な報告を受けておられることと思いますので、次のとおり質問します。  1、介護保険制度が変更となる中で、実施しなければならない施策対応をどのように進めようと考えているのか。  2、新たな施設の設置は行政も認めておられるし、施設の候補地も決められ、交渉が続いていると認識しているが、現在の交渉状況はどうか。  3、泰阜村の研修報告を職員より受け、本村が大いに参考するものは何であると思われているのか。  2、人口減少問題について。  昨年の12月議会で村の人口は2,650人ぐらいであると指摘をしたが、2015年国勢調査が10月末に公表された結果、村の人口は昨年10月1日時点では2,652人とされた。  2010年国勢調査比では、笠置町15.2%減、南山城村は13.8%減、府下ワースト2位となった。また、京都府では1.0%の減でもあった。  これまで月ヶ瀬ニュータウン内の空き地の土地所有者に対する住宅建設の呼びかけ、24年7月、出産一時金の支給と保育料減額による子育て支援、25年3月、曽爾村の奨学金制度、家族用、単身者用の住宅建設、さらには300平方メートルの無償の宅地分譲25年9月など、人口増への取り組みについての提案、あるいは事例を紹介し質問を行っているが、いずれも検討するとされたが、調査・研究などされた形跡がない。  それでは、第4次総合計画で住民に示した、平成33年、2021年の目標人口は3,000人とされているが、残りの期間において人口増への取り組みをされようとする施策内容は何を考えておられるのか、質問をします。  3番、第4次総合計画について。  第4次総合計画策定の最終段階の議会への説明時に、美辞麗句で計画書を終わらせるのではなく、この計画に基づく実施計画書を項目ごとにそれぞれの課が作成し、3年から5年程度で時代の変革に応じた見直しも必要であることを進言した経過がある。  1、来年度は後半の初年度となるが、実施計画についてはその後どのように考えたのか。  2、期待された経済成長が見込めない状況の中では、総合計画の再度の点検、修正が必要と思えるが、どのように判断をしているのか。  4点目、南山城村ふるさとづくり寄附金事業について。  大きな希望を持って予算化するとされた、南山城ふるさとづくり給付金事業について、次のとおり質問をする。  1、選べるメニューはふえたが、寄附金の状況はどうか。  2、産地品の開拓はどのように考えているのか。  3、伊賀市と定住自立圏の協定書を10月4日に結んでいる。協定書の本旨より外れるかもしれないが、全国的に食通で有名な品もある。協定締結にあわせ、おいしい食べ物を返戻品に加えるべきだとも考えるがどうか。  以上でございます。 ○議長(廣尾正男君)  コ谷契次議員の発言の制限時間は、10時46分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、コ谷議員から大きくは4点の質問をいただいております。順次お答えをしたいと思います。  1点目、高齢者福祉施設についてということで、1、2、3点。  介護保険制度が変更となる中で、実施しなければならない施策対応をどのように進めようとしているのか。  2点目では、新たな施設の設置は行政も認めておられる、施設の候補地も決められ交渉が続いていると認識しているが、現在の交渉状況はどうか。  それから、泰阜村の研修の内容で村にどのようなものが必要と思われているのかということでございます。  順次お答えしたいと思います。  1につきましては、介護保険制度における新しい介護予防・日常生活支援総合事業は、予防給付のうち訪問介護と通所介護について、市町村が地域の実情に応じた取り組みができる介護保険制度地域支援事業への平成29年度末までに移行するというものでございます。  既存の介護事業所による既存のサービスに加えて、NPOや民間企業、ボランティアなど地域の多様な主体を活用して高齢者を支援しようという制度改正があったものでございます。  地域支援事業の平成29年4月施行に向けて、居宅での生活支援等を行う訪問型サービスや緩和された基準で行う通所型サービスの内容について、現在サービスを行っています社会福祉協議会等に協議、調整を重ね、来年度から円滑な移行をいたしていきたいと考えております。  2つ目の施設の候補地についてでございますが、平成28年6月の議会で養豚業者との交渉を続けてまいりましたが、明るい見通しがつかない状況にありますとの報告を申し上げたところでございますが、現在も引き続き交渉を続けているところでございます。動きがありましたら報告を申し上げたいと思います。  また、道の駅周辺及び保健センター周辺も視野に入れ考えてまいりたいと考えておるところでございます。  3つ目、長野県泰阜村の高齢者福祉の取り組みは。社会の発展や村の発展に尽くした高齢者に幸せな老後と最期を提供するのは行政の責務、使命であるという村のゆるぎない理念のもと泰阜村の高齢者福祉施設は、在宅福祉を中心に必要なサービスは必要なだけ行う。そして、サービスに制限を設けないとして介護・福祉現場を中心に事業が展開されているところでございます。  泰阜村のような高齢者本位で個々のケースに向き合い、きめ細かな事業展開が必要であると感じているところであります。  今後、さらに皆様に御満足いただけるよう議員の皆さんを初め、村民の方やら、皆様方の意見を頂戴しながら取り組んでまいりたいと考えているところであります。  次、2番目の人口減少問題についてでございます。  御質問の人口をふやす施策といたしましては、平成24年4月から南山城村田舎暮らし定住奨励金制度化し、平成26年4月からは移住して賃貸借住宅に居住された方に奨励金を活用していただけるよう制度の拡充も図ってまいりました。  人口の減少を食いとめ、増加させるためには移住者をふやすことが必要でありますが、それとともに、今、暮らしている方々が引き続き定住していただくことで人口減少を穏やかにすることも重要であり、移住者に向けた支援だけでなく、住み続けたいと思える支援策も必要であると考えているところであります。  平成28年2月に策定した南山城村地域創生総合戦略に盛り込み、実施いたしてるところでございます。  田舎暮らし定住奨励金については、平成24年度の制度開始から30世帯63名の方が移住されております。その半数が30代以下の方となっているところでございます。また、地域住民の都市住民が農業体験を通じて交流、情報交換することにより移住につなげていく田舎暮らし体験プログラムは、平成17年から実施し、移住者が5世帯11人、村内への通勤して農業されている方が5世帯7人となっております。  今年度から移住定住のさらなる推進を図るため、移住定住推進員を配置し、移住定住物件の確保や、交流イベントの企画を行っているところであり、お借りした空き家物件で参加者を募り改修を行う空き家リノベーション計画というイベントを行い、延べ79名の参加をいただいているところであります。  その他、寄附をいただいた建物を移住交流拠点として改修する事業や本年10月に開始した空き家バンク制度等さまざまな施策を取り組んでいるところであります。  今後とも、実施効果の検証や見直しを行い、本村財政当局と相談しながら、財政的な可能な範囲で地域創生総合戦略に掲げた事業を実施してまいりたいと考えているところでございます。  次に、第4次総合計画について。  1点目は半ば後半に、今入ったということで、実施計画についてはその後どう考えているのかいうことでございます。  2つ目は、総合計画の再度の点検、修正が必要と思えるが、どのように判断しているのかという2つの質問であります。  1点目からお答えします。  南山城村第4次総合計画は、平成24年に計画され、平成33年を目標とする10カ年計画であります。  この南山城村第4次総合計画を実施するものの1つが平成28年2月に策定した南山城村地域総合戦略であると考えております。この戦略は、国の交付金メニューを活用できるように幅広く施策を網羅しており、戦略に掲載している文言は簡素なものとなっておりますが、例えば「道の駅お茶の京都みなみやましろ村」と掲げている部分については、平成29年春オープンに向けて建築工事や商品開発が進んでおりますし、南山城村雇用促進協議会の設立と掲げている部分については、実践型地域雇用創造事業計画書を作成し、厚生労働省のヒアリングを経て事業を実施しているところであります。  それぞれ実施していく詳細な事業内容については、実施計画書という形で作成しておりませんが、戦略を掲げた事業を少しずつ実施しているところであり、南山城村地域創生総合戦略を第4次総合計画の実施計画と位置づけているところであります。  2つ目の問題であります。  総合戦略の再度の点検、修正の御質問があります。第4次総合計画は年度別にさまざまな計画を盛り込んだ計画ではなく、10年後の未来における村のあるべき姿をあらわしたものであります。  目指すべき方針といった意味合いが強いものと考えております。このため基本的に幹となる目指すべき姿は修正しないと考えておりますが、今年度、総合計画策定から本年で5年が経過することになります。来年度に実情に応じた見直し、修正をしてまいりたいと考えているところであります。  最後にふるさとづくり寄附金事業についてでございますが、3ついただいておりますので、順次お答えをしたいと思います。  コ谷議員おっしゃるとおり、大きな希望を持って6月定例会におきまして、補正予算を計上しお認めをいただき、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」の導入により、事業に取り組んでいるところでございます。  これまで御寄附をいただきました状況でございますが、11月末現在の状況を御報告を申し上げます。申込件数が492件、申込金額が590万5,000円でございまして、このうち入金済みが562万円となっているものでございます。  昨年度は、件数が48件で287万7,000円の御寄附をいただいておりますので、昨年度比では件数では10倍、金額では2倍となっているものでございます。  ふるさとチョイスを導入したことにより、全国さまざまな方面から御寄附をいただいているところでございまして、年末までにまだ件数、金額とも伸びを期待できるものと考えているものでございます。  2つ目の地産品の開発について、お答えいたします。  返戻品の取り扱いについては、株式会社南山城に委託をして取り組んでいるところでございますが、村としても広報「れんけい」9月号で村内で生産された魅力ある自慢の品を全国にPRしましょうというふるさと納税返戻品に御協力いただける方を募集いたしました。  返戻品のメニューといたしましては、農作物を初めとした食品や、木工、陶器など工芸品、村内事業所の宿泊券や商品など、多種多様な返戻品に御協力をいただいているところでございます。  今後も、株式会社南山城と連携を図りながら、特産品開拓に努めてまいりたいと考えております。  3つ目の伊賀市との関係でございますが、伊賀市との定住自立圏形成に関する協定締結に伴う返戻品の考え方については、お答えさせていただきます。  返戻品の基本的な考えといたしましては、「むらのもん」という考えを持っているところでございます。南山城村ふるさと納税カタログ「むらのもん」を作成し、11月に開催いたしました「むら活き生きまつり」の会場におきまして、来場された方々に啓発をしてきたところでございます。  返戻品は、村の魅力を村内外にPRするとともに、消費拡大や、販路拡大につながる手段でもあります。  そして、さらに返戻品を提供してくださった方々に返戻品の代金としてお支払いをさせていただくことで、生産意欲に向上につながれと願っているものでございます。  村を応援しようと御寄附をいただきました思いが、村の中で循環するようなそんな形で取り組んでいるところでございますので、どうかこのような状況を御理解を賜りたいたいというふうに思います。  以上で、コ谷議員の答弁とさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「コ谷契次議員」 ○9番(コ谷契次君)  高齢者福祉施設についてでございます。  今現在、総務委員会のほうが社会福祉協議会、また各種団体、そして行政との3者による懇談会、連協体こういったもので、今後、協議を重ねていこうということでしております。村長もお忙しいとは思いますが、この懇談会には時間の許す限り出席していただきまして、参加をしていただきたいと思います。村の交渉では41.4%の高齢率とはなっておりますが、国勢調査をもとに27年度決算で、資料ベースでいきますと、45.2%が正確な高齢者の率ではないかなと思います。その辺で1点ですね。  それで、とにかく2点目の用地の問題でございますが、レストランの開業を一方で進めております。問題が整理できなくて早々レストランをオープンしても、閉鎖に追い込まれた場合ですね、次の再開はあり得ないと私、考えております。ですから、問題を整理して、いわゆる養豚場の話が出ましたですけども、この辺を整理していただきたい。家以外で御飯食べるときは、駅の構内で食べるとか、景色のいいところで、やはり食事をするのが常でございますもので、やはりこの問題になる臭気の問題ですが、なるようにこのまま継続して用地を取得していただきたいと思っております。  1点目の三者の協議、行政、総務委員会、そして、社会福祉協議会、これに村長時間の許す限り出席してもらえるかどうか、その辺を確認したいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  せんだっての総務厚生常任委員会で、前向きな御協議をいただいたという報告を受けております。そんな中で、総務委員会がそういうこれからの村の福祉の施設のあり方について、御検討いただいておるわけでございますんで、その中に説明委員として関係する村の職員も含めて御参加をさせていただくことは積極的に応援をしていきたいというふうに思っておりますので、村に一番いい施設をつくるという意味からも前向きに取り組んでいきたいと思っております。  よろしくお願い申し上げたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「コ谷契次議員
    ○9番(コ谷契次君)  村長も時間の許す限り出席してもらいたいということで質問させていただいたんですけども。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  のっぴきならない公務のない限り、おりましたら参加をさせていただきたいなと思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「コ谷契次議員」 ○9番(コ谷契次君)  ありがとうございました。  それでは2点目のほうに入らさせていただきます。  人口減少問題でございます。単純計算、私やってみました。村の人口ピラミッドを見ながら、そうすると10年後の国勢調査2025年では、1,970人、20年後の国勢調査2035年では、人口1,460人、隣町と同じような人口になってしまいます。村として自立できない。公共施設のやまなみホール、自然の家、集落をつなぐ村道、現在おられる49名の職員の方、これらが維持できなくなってしまいます。  これは、村長お一人の責任でないことは十分理解しておりますが、前任者、さらには前々任者、少子高齢化に対する対応が全くできていないのが今日の現状だと思います。村の近々の最重要課題は人口問題、子育て支援、若者受け入れの対策など、これらの施策を打ち出すのが村長の仕事だと私は思います。  3期目でございますが、何もアクションを起こさないのでしょうか。奨励金制度の話が先ほど答弁でいただきましたが、これは9月議会でも話のやりとりさせていただきましたが、水道料金に変更するようなものだと、あっさりおっしゃいまして、奨励金制度そのものにはなっておりません。  ですから、現状ではやはり自然減といいますか、自然減で人口はやはり減り続けていくんですね。ですから何かというと何でしょうけども、アクションを起こさないと村の人口は私が言いましたように20年後には1,460人、隣の町と同じになってしまうんですよ。やはり、アクションを起こしていただきたい。再度質問します。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  コ谷議員は、人口減少の原因については何かアクションを起こさないから減少していくというふうにおっしゃっておるんですが、東京、一部の市町が増加したとこありますけども、全国1,600幾つある自治体ほとんどが減少しているんですね。うちだけの問題ではない。これは少子高齢化の原因というのは、いろいろ言われておりますけども、結婚しなくなった若者が多くなったことやら、今まで3人、5人と生まれてた子供が1人、2人として少なくなったということも原因の1つにあると思いますし、高度成長化で女性の社会参画ということを、うたわれてですね、職業を持った女性が家庭に入りづらい状況にあるということも1つの要因になってきておりますし、また、村が人口減少が起こしている原因としては若者が中学校、高校まで精いっぱい元入れをして、子供の手当をしてきて、その子らが村で住んで働くとこが少ないということが大きな原因になってくると私は考えております。  ですから、そういった子供を大人に育てるのは地方の責任で、でき上がった青年を都会が吸収して膨らんでいくという国の、今の社会状況の中で起こっている状況であるのが大きな要因である、私は思っております。  そんな中で、どうしたら人口ふえるのかっていいますけれども、議員おっしゃっている内容でいきますと、よそからとりっこして入れるということにしかならないいう問題になる。要は、赤ちゃんを産んで、1人でも多く産むことの施策が必要であるというふうに思いますし、また、村にいる子が出なくてもいいような施策をつくらないと出ていってしまうということにつながってしまうというふうに思うんです。  今、議員おっしゃるように、曽爾村では奨学金制度や家族用の奨学金制度、あるいは単身者の住宅建設、また300平米の無償の分譲住宅を町でつくれ、村でつくれというような御指摘をいただいておるんですが、非常にハード面で費用のかかる取り組みである。  じゃあその住宅を建てたから果たしてうちに仕事ないのに住むかという問題にもなってくるわけでありますんで、私は人口増の目標というのは、やはり働くとこがあり、そして、住むとこがあり、そして子供たちを見守る施策が充実しているということがあわせて平均的に、何ていいますか、いろんな施策が重なってこそ村に人が住むんでくれるものと考えておりまして、今地域総合計画ではそういったことを若者の仕事の場所もつくり、住む場所も応援し、奨励金制度も充実していこうというのを今努力してやっているところでございます。  大きな効果が出てないんですが、引き続き人口増に向けて、村として取り組んでいきたいというふうに思っているところであります。 ○議長(廣尾正男君)  「コ谷契次議員」 ○9番(コ谷契次君)  村長のお答えいただきましたけど、やはりちょっと出ていったら、言い方おかしいですが、もし行ったら人のとり勝ちなんですね、公共料金を安くするとか、子育て支援を強烈にするとか、それが大事なんですわやはり、水道料金、例え10円でも安いところへ行くのが人の人情なんですよ若い方。  ですから、その方を取り込む施策、例えば伊賀市ですと、いろんなアパートをというたら失礼やけど、入っておられる方おられますわ狭い環境で、それも言うたらあかんな。でもそういったことを組み入れるような施策を打ち出さんと町の住んでる方、家ある方は別ですよ、そういったことを施策打ち出さんと、先ほど言いましたように20年後には単純計算で申しわけなかったんですけども1,460人、村絶対維持できないと思います。やはり3期目、村長のリーダーシップ発揮していただきまして、人を寄せる、その施策を打ち出していただきたいと思います。答弁は結構でございます。施策を考えていただきたい、やはり3期目ですので。奨励金制度あるのはわかりますけど、水道料金としたらマイナスになってしまいます。以上です。  次、第4次のほうへ入らさせていただきます。  見直しは、しないのか、するのか、ちょっとはっきりしませんでしたけども、人口減ってしまうんですよね。5年後には370人もなってしまう、370人も減ってしまうと、こんな総合計画では、残念ながらこのまま進めていくことは難しいと思います。  総合計画と言えば村の羅針盤でございます。間違いを起こすような羅針盤を続けてしまいますと、使い続けますと、村の乗客を乗せた船は到着点には着けないと思います。ぜひこの見直しをしていただいて、2030何年ですか、2033年、3,000人、こういったものは直していただきたいと思います。  そして、先ほどおっしゃいましたような目標を持って、余り今のままでは余り目標となるべきものがないんですが、ちゃんとした目標を持ってもらわないと私言いましたように集落を結ぶ道路、職員の方の49名維持できなくなってしまいます。やはりこれは村長のほうで十分考えていただいて、残りの5年で本当に目標としたところの港に着くように村民の方を引っ張っていただきたいなとこのように思います。  それと、もう1つは、人事の採用でございますが、昨年も人事採用されておりますし、ことしも人事採用されております。果たしてこの方を40年間、雇用を守るというのはやはり並大抵のことではないかと思います。十分その辺を考えていただきたい。  もともと総合計画そのものは議会の承認を得るものとされておったんですけれども、今はされてないです。これは行政が10年前に決めた計画をちんたらちんたらやってては時代の変革に合わないということで見直しをしているということで、総務省からも通達が来てると思います。ぜひともこの辺の見直しをやっていただきまして、総合計画どおりできたと胸を張って言えるように計画については見直しをしていただきたいと、このように思います。3点目終わります。  4点目、ふるさと基金でございます。かなりいい成果が出ていると解釈をさせていただきました。そして、伊賀市の例を含めまして説明といいますか、質問したいと思いますので、ちょっとメモを、村長メモ願えますでしょうか。  平成20年、9点で1,116万7,000円、21年6点、265万5,000円、22年、7点、1,226万円、23年、7点、1,141万円、24年、8点、423万円、25年、8点、2,263万5,000円、26年、53点、1,907万4,000円、27年、263点、3,191万円となっております。お気づきではあると思いますが、寄附件数と寄附金額がオープンになっておるんです。パソコンを開いてみてください。その日に寄附されたメッセージが開けて、その日のうちに見られるようになっております。  日曜日であっても、その夜には寄附された方のメッセージが添えられております。そのメッセージを読みますと、寄附された人の心が伝わります。そして、行政も当日見られるようにしております。ですから、本村も見習うべきではないかなと、このように考えます。これが1点目。  2点目、この伊賀市の例ですけれども、年間10件以内でございました。そして、違うのは26年度からでして、寄附金額は前年の6倍、27年度ではさらに26年度の5倍、寄附金額は3倍となっております。3,100万ですので3倍になっております。  ですから、この辺、村のほう大変努力されてる経過がわかります。昨年度の決算ベースでは287万7,880円でございますので、努力されておりますが、この点、伊賀市の例も含めまして検討をお願いしたいというのと。  もう1つは、村長は3点目で返戻金は「むらのもん」というふうにおっしゃったんですけれども、やはり本旨からは外れるかもわかりませんけれども、伊賀市にはやはり有名な食料品と言えば伊賀牛でありますけども、この辺で金額はふえているんじゃないかなとこのように思います。伊賀牛は、いわゆる雌牛と雄牛が限定しておって、安心して食べられると、おいしいことは全国の方が知っておられます。やはり、こういった返戻品にせっかく結んだ定住自立圏やはり大いに利用するべきではないかなとこのように考えます。  その点で村長のほうの確認一番目、これは今後の話ですけども、村がパソコンでオープンにできるような努力、そして3点目の言いましたやはり定住自立圏を協定したためには、やはりそこのものも利用すると、その考えについて再度村長に答弁いただきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  ちょっと前の分も含めてお答えしたいと思いますが、3点目の見直しをするということについては、先ほど、ことしで5年が経過したんで、一定の見直しを図りたいというふうに思ってます。総合計画の問題。  それから、住宅建設をつくって人を呼び込むという問題もありますんで、ニュータウンがですね、今空き地がぎょうさんあるわけですので、新たに住宅建設をしなくても環境をうまくね、何とか抑え込めたらですね、ニュータウンも結構、今地価も安いし入ってくるんじゃないだろうかというふうに思っております。そういうことに全力で今取り組んでいるところでございますんで、御理解をいただきたい。  それから、ふるさと納税の件でございます。これ村も昨年度は48件で287万7,000円入っております。このうちで大口2件で200万円があった。これを除きますと87万しかなかった。それからいきますと、今590万にふえたんですからね、8倍ぐらいふえてますね。  これ11月現在ですんで、これボーナスもうじき出ますんでですね、今月いっぱい12月31日までは、28年度の源泉徴収の区切りになっておりますんで、まだ大分これからふえることを期待をしております。  今ふるさとチョイスという形で登録をしておりまして、議員も御承知のことかと思いますが、きょうは持ってきてなかったですかね、「むらのもん」これをつくったんですね、これが村のものが、村に寄附するいうことでお願いしてて、村が伊賀牛を返戻金に渡すということが果たして、どういうふうに寄附する人が受けとめるかということであるなというふうに思います。  議員指摘していただいておりまして、そのことも検討を内部でしておるんですが、やっぱりその村を大事に思ってもらう、このようにええもんないんですよね、あんまりそら伊賀市と比べていいもんありません。でも、こういう村が存続するために、こういう例えば福祉施設はみんなが生きていくために福祉施設をつくるために、寄附してくださいよということもPRすべきかなというふうに思ってましてですね、村を本当に守るために寄附をくれる、ものを買うために寄附するんじゃなくて、村というものを大事に思って寄附してもらいたいという思いがこれに詰まっているというふうに御理解をいただきたいなというふうに思います。  ですから、伊賀市の肉を売らないとは言うてませんけれども、そら再検討必要かなというふうに思います。でも、即伊賀牛ですよというPRはいかがなもんかなと思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「コ谷契次議員」 ○9番(コ谷契次君)  もう一遍、再質問だけ。パソコンできたら努力していただいて、当日でもあえて寄附された方のメッセージが届けるような努力を何とかお願いしたいなというふうに思います。  それと、そして寄附された心を読み取ることによって、また違う方もそのメッセージを見ながら寄附される方も大いにあるんじゃないかなと思いますもので、その辺やはり工夫していただきたいなとこのように思います。  伊賀牛の話出ました、セールスマンでは決してないんですねんけどね、ふえた原因はここにあると私はそう思っているんです。言いましたように「むらのもん」大切にする心は、私も十分わかっております。その辺の中で、一般質問に言いましたように協定の外観に外れるかもしれないという形で、やはりふやす方法もやはり努力かなというふうに思いまして、全然関係のない町のものを売るいうわけではありませんし、せっかく定住自立圏を結んだところですのでね、伊賀市、やはり利用するところは、うちが利用してあげると、言い方悪いですけど小が大を食うと、そういうとらまえ方で検討をしていただきたいなとこのように思います。  時間終わりましたので、質問を終わります。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)  コ谷契次議員の一般質問は終わりました。  続いて、6番議員奥森由治議員の一般質問を許します。  「奥森由治議員」 ○6番(奥森由治君)  議長の許可を得ましたので、通告書に基づいて質問いたします。  まず1点、先行取得用地について。  6月定例議会で公共用地先行取得事業として、債務負担行為3,550万円を同意、可決しました。その後の対応はどうなっているのか、お伺いをいたします。  2点目には、住民懇談会の開催についてであります。  議会は10月から11月にかけて議会報告会を実施いたしましたが、行政が見えない、対応が遅い等、行政に対する要望が多い。行政として各地域で懇談会を実施し住民の声を聞くべきだと考えるが、どうかお伺いをいたします。  次に、村の案内看板の設置であります。  国道163号のバイパスが開通し、地域の安全等は確保されましたが、予想はされていましたが、今現在交差点工事で通行どめの関係もあり、交通量の減少に伴い、商業等への影響が出ていると感じております。荷掛、小休場の交差点付近に村の看板、案内の看板を設置する必要があると考えるが、どうかお伺いいたします。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)  奥森由治議員の発言の制限時間は、11時31分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、奥森議員のほうから3点の質問をいただきましたので、順次お答えいたします。  1点目の先行取得用地についてでございますが、公共用地先行取得の債務負担行為につきましては、本年第2回南山城村議会定例会において、平成28年度から平成33年度の5年間の期間で、3,500万円の債務負担額で御可決をいただいたものでございます。  この債務負担行為は、道の駅周辺の土地取得を目指したもので、医療、福祉、産業振興を図る用地として城南土地開発公社に先行取得をしていただく計画であります。  その後の対応でございますが、用地所有者との交渉をしているところでございます。5年間の期間を設定しておりますので、その中で用地取得を進めてまいりたいいうふうに考えておりますので御理解をいただきたいというふうに思います。  また、住民懇談会の開催について、議会が開催したが、行政はするのかという問題でございます。  議会改革の一環として、昨年度から議会地域報告会を実施されていることは承知しております。現行の行政執行では、住民懇談会の実施は考えておりません。  行政施策に関しましては、年度当初に区長自治会長会の開催のときに年間事業施策を各区長さんに御報告、説明させていただいておりますし、事業担当課から詳細な打ち合わせもさせていただく機会がございます。日々御相談にもお答えをしておりますが、議員お尋ねの対応のおくれや、行政施策の見えない部分など御迷惑をおかけしている場合もあるかと存じます。予算的なことも含めて迅速な対応が難しい施策や、行政要望、擁護される中で、他の事業との関連により実施時期が御期待どおりに進まない事業もあることについては、改めて実施時期が進まない事業もあることについては、御理解をいただきたいなというふうに思います。  なお、必要に応じた場合、住民懇談会を実施して以前もしておりますので、全てしないという問題ではありません。  次に、村の案内板の設置についてでございます。  議員おっしゃるように、163号バイパスが開通して旧道が閉鎖されて以来、役場も含めまして、この付近は以前の交通量とは比較にならないぐらい激減し静かな状態になってございます。  さて、議員御質問の看板の件でございますが、平成29年4月には京都府の東の玄関口として道の駅がオープンします。この関係もございまして、道路案内標識といたしましては、道の駅、直売所、役場の標識を京都府が作成することと伺っております。  また、南山城村は宇治茶の産地として何度も産地賞を受賞しており、これをあらわす看板を立てていたところでございますが、議員御指摘のとおりバイパスが完成したことから見えにくくなっているのは現実でございます。  本年度は関西茶品評会が京都で開催され、グリーンティー高尾さんが一等一席となったことも初め、村の出品茶が上位を占めて産地賞を受賞していただきました。宇治茶の産地として南山城村のお茶の品質を知らしめていただいたところであります。  京都府におきましても、宇治茶景観、お茶の京都として宇治茶のプレミアムブランド化を進めており、南山城村といたしましても、優秀な商品のお茶産地、宇治茶の産地をあらわす看板を新年度に設置してまいりたいと考えております。どうぞ御理解を賜りたいというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○6番(奥森由治君)  それでは、先行取得の用地の関係でございます。今村長のほうは5カ年間の間にやればいいというふうな御答弁やったというふうに感じたんですけども、先の6月の予算の常任委員会の中では、副村長の答弁の中にはですね、一次用途が決まるまで道の駅の事業のための駐車場等で利用したいという御答弁もありました。ただ、村長はですね、地権者4人おられますけども、3人の同意は得ていると、ですから先に3筆だけでも取得をしたいというふうな答弁をいただいております。  今、5年間あるから猶予あるというふうな御答弁ですけども、それやったらなぜ急いで6月の補正予算に計上されたのかということも含めて御答弁いただきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」
    ○村長(手仲圓容君)  この債務負担行為というのは、事業が決まって今買おうとすれば、予算化して事業進めていって、買収という形に入ったらいいんですが、医療の関係、あるいは福祉の関係、あるいはまたジビエ等ですね、そういう事業をそこで展開するという事業がこれから進んでいくわけですよね、事業が決まらないのに用地だけ先、買っておきたいというときには、行政としては一歩踏み出せない。  ですから、とりあえず土地開発公社のほうで買っていただくという話をつけて、事業が確定するまでの間用地買収をしていこうとするものを、その行為をしようとするときには、最低限予算があるか、あるいはその事業に対する予算を確保するめどを立ててないと一歩踏み出せないわけですね。  いつかわからんけど買うけども、交渉に入るわということには入れないわけですよね。いつ買うかわからへんけども、売ってくれますか、交渉はできたけども金は2年後ですよなんて言えませんから、やっぱり交渉ができた段階、金払わなん。払おうとすればどうするかといったら開発公社で払っていただくという形で補填していくということで、債務負担行為、村としては現金出さずに話だけをつけといて、土地開発公社に一時買ってもらっとく。こちらの事業が確定したときにそこから買い戻す。ということで土地を押さえるという話になるんですね。その行為をしようという話で進んできた。私が地権者とも話して、協力するよ、ところがことし1年はつくりたいとか、いろいろ個々にいろんな言い分が出てきました。そういう問題があって、なかなか今すぐ、今用地買収できたという状況にはない。  今交渉を今進めております。基本的にどうなんやというたら、協力することはするという話になってきてましてですね、具体的なことには進んでいってないのが現実でございますが、交渉は今進めております。  ですから、できるだけ早い時期に1件でも買収をしていきたいなというふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○6番(奥森由治君)  いやいや、先行取得で債務負担行為やということで、村長がおっしゃったことはようわかっているんですよ、ようわかっているんです。そやけど、6月にですね、債務負担行為を認めてほしいということで、提出されたというときには、ある程度、用地の確保ができるという見込みがあって、村長ここ提案されたわけですね、それがまだ交渉中やとおっしゃいましたけども、その辺は、その6月の時点ではどういう状況であったのか、お答え願えますか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  村の職員は不動産屋と違いますんでね、なかなかそううまくぱっといかないので、本音を全部ぶつけて話をします。そして、先行取得という形を先方に伝えたら、先行取得ってそれは何事やという話にはなってくるんですよね。今要るんなら、今すぐ買えやと、先行取得というて後で買うんやったら、後で使うんやったらという話になってきて、それをうまくこの交渉の段階で相手に今の要る、買わんなん状況を伝えられ切れてなかったというのも、あろうかと思います。  私は地主さんとお願いしたときには、必要やから言ってくださいねと、それは協力せなしゃあないなと、もうこういう話になっておりました。  ですから、交渉は債務負担行為ができてから交渉に正式に入ってます。職員が入ってる、私はあんまり。事前にお目にかかったときに、村であっこをお医者さんも来たい言うてるから、売ったってくれへんかと、そらもう協力するやんかって、そんなんやったらいいやんかとこういう話で進めております。  具体的に職員が行きますからということで、職員に行ってもらっているわけなんですが、なかなかそこに、1つは、先行取得ですんで、税の控除が、道の駅と同じようにはいかないという問題も地主はあるみたい。でそういうことも含めて地主のほうの気持ちが少し最初とは、協力せないかんという気持ちが緩んだということになるんかなというふうには思ってます。  ですから、もう早いこと一歩踏み出さんかったら、用地を買うて、道の駅の臨時の駐車場にもしたいなという思いは6月当時あって進んでいったんですが、相手があるわけですから、無理やりに買うというわけにもいかない、そういう問題があって、今ちょっと、今現在で買収に至ってないということでございます。進行中であります。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○6番(奥森由治君)  よくわかるんですよ。進行中はよくわかるんですけどね、6月に出したということは、買えるというめどがたったから、債務負担行為をわざわざ補正予算として、いやいや全部買えるとは答弁はされてません。3筆だけでも先に買いたいと、おっしゃるとおり公拡法によって、租税の関係の5,000万か何かの枠ありますね、あのことがあって計画がはっきりしてなければという問題もあるんですけども、村長は私らも同意したのは将来あっこに病院ですか、診療所ですね、歯科医院とか、内科も来てどうのこうというお話もあって、それやったら医療機関がふえんのやったらええやないかということで、同意をした経過があります。  そやけども、先に用地を買うといて、押さえとかんとその時点では、よそに村長の答弁では、よそに買われているとか、いろいろ問題が起こってはいかんので、先に押さえたいということであったので私らは同意をしたわけで、まだ今担当課の課長は用地交渉しているという段階ではないというふうに思うんですけども、この交渉している担当課長、今現在どのような状況かをお答え願えますか。 ○議長(廣尾正男君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)  交渉の状況でございますが、全ての方に面談をさせていただいて買いたいというふうな気持ちなり、金額なりの提示をさせていただいております。ただ、そのまだ交渉して、耕作をしたいというふうな方もおられますので、それについて交渉をまだ続けて進めているところでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○6番(奥森由治君)  ちょっとまだ理解に苦しむな。村長は同意を得たさかい、3人の同意を得たからって補正予算に債務負担行為の提案をしたのに、まだ今、田つくりたいと言うてる人も中にはおられるというのはわかりますよ、村長、4筆のうち3筆しか確定はしてないっておっしゃってた。そやから、何回も言います、副村長が答弁されたように道の駅の駐車場なり、イベントやられて、やる場合にはあっこを駐車場にするとか、将来的にですけども、今、活き生きまつりをあっこでやってる、もうちょっとコンパクトなものをあの場所を利用してでも、やっぱり実施をするということは、当然道の駅の集客にもつながるわけですし、売り上げにもつながるわけですけども、その辺も私らは期待をしておったんですけども、どうも話がおくれてるというんですか、その辺がもう一つ理解をできないんですけど、村長もう一回だけ答弁願えますか。これで終わりますので。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  まだ現時点では、買収に至ってないという現状は理解ください。僕も、だからほかのところではお目にかかって、例えば、この間の活き生きまつりのときでもお目にかかりましたんで、うち職員行ってるけど、どうなんやと、あかんのかと言うたら、協力するやろ、一遍でオーケー出したんや、一遍や二編でオーケー出したら俺笑われるわと、こういう話なんでね、趣旨はわかっているけども、ちょっと足は運んで、努力せいやって、そういうことかなと、じゃあ夜討ち朝駆けでもええんやなって、そんな話をしながら話したら、協力することはすると、でもそんなあいつ一遍来て売ってしもたわというたら、おれは世間から笑われたからとこういうふうな言い方をされてますので、根気よく交渉を進めていって、早急に1件でも2件でも成果を上げたい、いうふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○6番(奥森由治君)  交渉が進めていただいたら結構ですけども、実際も村長もごらんになったらわかるように、現在、田を耕起されておって、来年春の植えつけの準備をされてる状況やということは御存じやと思いますし、あの地域、御存じのように農振農用地でございますんで、これの指定解除をするだけでも、かなりの時間がかかりますんで、早く計画を煮詰めて、お取り組みをいただいて、何とか道の駅の関連で早く一時的にも利用できるように、御努力をいただきたいと思います。  それでは、もう次いきます。住民懇談会の開催でございます。村長はもう端的に考えていないと、必要に応じてはやるとおっしゃいました。その中で区長には、村の事業、これから年度初めに進める事業については、区長並びに自治会長に報告をしてるやないかということでございました。そら区長がハード面なり、府の要望に対しては把握をして、首長さん並びに組員さんに住民の方には、周知をされていると思うんですけども、私らが議会として報告会に回ったときには、やっぱり直接行政の方に意見を申し上げたいとか、村長の考え方をお聞きをしたいということを聞いたので、当然住民の意見を聞くというのは村長の仕事でありますし、この辺を再度、今は考えてないけど、必要に応じてやるとおっしゃっているんですけども、当然、住民の声を生の声というんですか、どんな意見もありますけども、それを聞くのが必要でないかと思うんですけども、再度お伺いをいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  議員の皆さんが住民代表として出られておりますし、住民懇談会をされて住民の声を聞いてこられるというのは、そら当然住民の皆さんに一番密着してる組織として声を聞いて、それを行政に反映していただく、これが一番筋かなというふうに思います。  私が担当させていただいたときの新規の事業につきまして、道の駅をやろうというときには、地元に説明に行かせていただいて、いろいろな面の心配事も含めて聞かせていただいて、それを行政のこの執行の中でどうするかというやつは、うちは京都府と一緒にやってますんで京都府とも一緒になって考えて結論を出して、それに向けて進んでいるわけである。  一般の行政運営の中で、聞くということになると、いろいろそのときにも出ましたけれども、区長に対して区民から要望を出してますよね、あれをしてくれ、これをしてくれと、要望が出てるけども、それを全部集めて一遍にしよういうたらごっつい金になりますんで、それの優先順位をつけて、区長さんに返しているんですよね。これはできるけども、これは次年度に、これはちょっと待ってよとか、いろいろやってます。  でも、住民から見ると要望出しているんやからしてくれへんという話になる。それしてくれへんやないか、してくれへんやないかって、個人交渉をしてしまっていくことが果たしてどれがええのかどうかという問題もあります。  住民にしたらそれを聞いて聞いてほしいから、行政出てこいやとこういうふうに言わはるけども、全体のバランスを考え今、やっておりまして、今、大きな事業というのは大河原東和束線、もうちょっとでつながるから、これも頑張ってやっているんですが、ことしも予算の7,500万あたしが減額されてきました。こんだけ必要ですよって要望して、ヒアリングを受けてやっているんやけども、確定の段階で7,000万も、8,000万近く下げられてくる。そういう状況にあります。だから、200メートルしよう思っても50メートルしかできない。というようなことで、あんまり進んでないのが現状です。  童仙房地域もそれをせなあかん。高尾も立石線をやっていこう、もうちょっとで県境までというとこまでいってますんで、これやりたいと思うんですが、なかなかこれは進んでいかない。  ただ、平成17年に財政難で中断した田山の河川改修がある、そこだけが詰まって、あと1工区をやれば貫通するんですが、これをまだとめてます。でも田山簡水をやりましたんで、地元からの要望あったけども、この危険である河川を何とかしたいという思いがあっても、バランスがあって、田山ばっかりあんじょうするやないかという話にもなりますんでですね、それはやっぱりバランスをとって地域地域のことを重点的に事業をしていこうということで、配分をしてます。  そういうとこを地域入ると、何でこの危険なとこをわかってんのかいとこういう話を聞きますよね。聞いたらやっぱり何とか答えないかんということになって、そういうことになるとバランスを欠いたようなね、意見の強いとこが先やっていくということにもなりかねないんで、公平な立場でバランスをとって、公平な目で見て危険なとこ、先せないかんとこからやっていってるというふうに御理解をいただきたいな。  そういう意味で、住民の声もよくわかっているんですが、なかなか出ていって、個々の意見を聞きますと、しないということをはっきり言えない場合もありますやん、意見はようわかっているんですが、過去には情報ネットワークをするときには住民説明会、各地区回りました。何かするときには全部各地域回って行政から説明に行っております。  そういうことで、絶対しないということはないんですが、必要に応じてやらせていただくということで答弁させていただきたいなと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○6番(奥森由治君)  村長のおっしゃってるそのハード面というんですか、やっぱり道路改良ここしてくれ、川ここのとこようしてくれ、道舗装してくれという、その地域の要望点については、区長さんから上がってきてる部分もありますし、地域の議員が住民さんの要望を聞いてお伝えをするという機会、議員もその地域の代表でありますんで、そういう方法もあろうかと思うんですけど、私の言いたいのは、そういうハード面で、そこへ行って、はいこれしてくれ、あれしてくれというふうなことになると、そら当然、問題もありますし、力関係もあるようなことで、お答えもできない部分はあるかと思うんですけど、私の聞きたいのはそういうハード面じゃなくて、やっぱりこれ今、村が直面しているような問題、課題について村長として住民の皆さんとお話しする機会があったらいいんじゃないかということで、御提案をさせていただいているんです。  特に、今ですと福祉施設の問題もありますし、大河原地域というんですか、開発の問題もありますし、いろいろ問題もあるわけですけども、こういうことも含めてですね、村長の考え方というのはなかなか住民には行き渡りませんし、今、その中で村長が物事、道の駅やるんやったら地域の説明会をするとおっしゃってました。それにひっかけた話になりますけども、メガソーラーやるという話になったら、あれは業者がやるから、業者が説明会を開いたらええと、この前の質問でも、お答えをいただいておりますけども、当然住民の中にはその開発に対する意見を持っておられる方もおられますんでね、広くそういう村長の意見も聞きたい、村の考え方も聞きたいというためにもね、そういう懇談会というんですか、そういうもんを開くべきじゃないかと、各地区回れったら、課長引き連れて毎晩ということなりますと大変ですんで、最低でもね、村一カ所でもいいんで、そういう懇談会を開催すべきではないかというふうに思います。村長も必要であれば必要に応じてやるとおっしゃってますんで、その辺のことについてお伺いをいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  メガソーラーのこととか、そういう、そのことについての村としては、まだそういう段階ではない、京都府の受理した縦覧が来ておりませんで、こういう事業をこんなふうにするというやつの確定してませんのでね、村がそれを先に意見を聞くということはできませんし、反対の意見はね、一部の方が聞いてます。  でも、3つの区の区長さんから、進めてくれという要望も来ておりますんで、そういう状況になっとってですね、この件についてはあんまり、一方では進めよいうし、一方は反対せいというし、そんなん一々どうしたらええんやって、うちは権限ないしという問題もあります。  福祉の問題についてもですね、今議員さんとそういう協議をしてですね、村の福祉のやり方をこうしようという方向性が決まりましたら、住民の皆さんに村の福祉はこういう方向でいきたいという話は当然、福祉の話に限っての説明会というのもありかなとは思う。やるというてもね、それもありかなというふうに思ってます。  だから、安心するため、だから行政としてこういう施設ができたらこんだけ便利な面がありますよ、しかし、介護保険料はこれぐらいになるかもしれませんよという説明はやっぱりしないといけない。そういうことはやっぱり説明会を開いて説明をしていくということはありかなというふうには思っています。  ですから、必要に応じてということで御理解をいただけたらありがたいなというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○6番(奥森由治君)  必要に応じてやるということで理解をしときますけども、今後やっぱり住民の声を直接やっぱり住民の方も、議員にも言う、区長にも言う、要望されるんですけども、直接村長と面談してお話をしたいという声もありますんで、ぜひともその声も御配慮いただきたいと思います。  次に、村の案内看板の設置でございます。京都府は、役場があるとか、直売所があるとかいう看板は設置を京都府のほうでされると答弁ありました。村では宇治茶の看板を村長は考えておられるということであります。やまなみホールの出た向かい側にでかい看板ありますね、でかいでかい看板まだ残ってますやん。あれを再利用するとかいうことも検討していただいてね。  それと、村長のほうからありました産地賞、荷掛のとこに全品の看板がまだ残っておりますし、これも含めて御検討いただけるというふうに思うんですけども、特に私がここで言うたその商業ですね、この地域の方でお店屋さんがやっぱり売り上げが減っていると、直売所をしかり、ここガソリンスタンドとこは、あっこのパン屋とか、ここらお店屋さんがありますね、この辺の看板をね、その下へ入れられるような、それは当然負担金なのか、賃借料というんですか、料金はとっていただいてかける場所だけ大き目につくってあげるか、あげるというふうな方法がとれないのかというふうにも思うんですけども、その辺どうお考えですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  行政的な考え方になって、大変申しわけないんですが、単費で看板をばんとつくって、それはどんな商工会とかね、個人のパン屋さんとか、ガソリンスタンドまでは無理としても、商工会、直売所、商工会、農協といったものは入るかもしれませんけども、あんだけの看板しようと思えば何百万というやっぱり設置費用かかります。それをしようと思ったらやっぱりそういう制度を使って、補助金もらってやっていく。そうすると、村が設置する看板に民間の看板が入るということについては、なかなか何ていうんですか、補助金の適化法によりましてですね、制限される、あると思います。  ですから、今、そこをいろいろ考えているんですが、具体的に今それはしますとか、それはしませんということじゃなくて、商工会なり、農協なり、いろいろそういう民間の団体のそういうことも今言われてますんで、それを今、村が計画してる分にどこまで接近していけるんかという議論してましてですね、関係機関とも協議しながら、それはやっていきたい。  そのためにね、西側、今道路がこうあって、こう旧道が残っているところあるんですね、あれ、村が全部払い下げを受けるし、民地の分も村が買いまして、160平米ぐらいのところを買ってね、勝手に誰かに看板かけられて見通しがつかないというようなことになったら困りますんで、村が買収して、村がそこにやまなみの前にあるようなもの、電車からも見えるし、国道からも見えるというような看板をつくりたいというふうに今思ってます。  そういうこともあって、西も東もね、そういう大きな看板をつくろうという計画をしてます。これは29年度の予算で、やることになってますんで、それは御理解をいただきたい。  今、おっしゃるように民間をどこまでに拾い上げていくかという問題についてはですね、なかなか厳しい問題があってですね、今、議員からおっしゃったんで、そのことも含めてこれから検討させていただきたいいうふうに思います。  非常に、その民間と行政がするもんとの適化法の問題があって、そこに制限があるということだけは、わかっていただきたいなと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○6番(奥森由治君)  おっしゃるように問題あることは承知をいたしております。補助事業でそれができるのかどうかという問題もありますけども、ただでつけるんじゃなし、いうたら負担金もらうのか、年間の使用料もらうのかという方法もありますんでね、ぜひともそういうことも含めて、その裏街道になった、商工業の育成というのも村の仕事ですんで、ぜひとも御検討いただきたいと思います。  時間余りましたけども、これで終わります。 ○議長(廣尾正男君)  奥森由治議員の一般質問は終わりました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  ただいまから暫時休憩します。30分まで休憩します11時30分まで。              (休憩11:22〜11:30) ○議長(廣尾正男君)  休憩前に引き続き会議を再開します。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  続いて、1番議員中崎雅紀議員の一般質問を許します。  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  質問通告書に基づいて質問をします。
     まず、緊急医療について質問します。  村内には、伊賀市内の病院に外来通院される方が多くおられ、救急搬送時に救急医療と主治医との連携を円滑に行うため、早期に定住自立圏協定を伊賀市と締結し、伊賀市での救急搬送の受け入れを要請すべきと考えますが、村長の意見を伺います。  続きまして、道の駅について。  道の駅は村内農業、商工業、地域経済の活性化に必要な施設であり、安定した運営が不可欠であると考えますが、事業者(株式会社南山城)の財務基盤確立と今後の経営計画を明確にしているのか、また経営安定化のための金融支援を村から行うに当たって、このような場合に議会に対し、会計報告と議決を必要とするのではないでしょうか。村長の意見を伺います。  地域支援事業について。  今後計画する新地域支援事業について、訪問介護、デイサービスを利用する要支援認定者だけでなく、介護職員に対しても配慮をし、安心してサービスが受けられるようにすべきと考えますが、どのように考えておられるのか、村長に伺います。  以上、自席で行います。 ○議長(廣尾正男君)  中崎雅紀議員の発言の制限時間は、12時15分までとします。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、中崎議員の質問にお答えをしたいと思います。合計で3点質問をいただいております。  まず最初は、救急医療について。伊賀市と定住自立圏協定を結んでいるから、早急に緊急搬送の受け入れ体制を確立せいということでございます。お答えします。  伊賀市との定住自立圏協定は、本年10月4日に締結を見たところでございまして、今後は医療を初め、福祉や教育、観光といった面で府県を超えた連携策を盛り込んだ共生ビジョンを策定していく予定になっております。  その共生ビジョンの中で、救急医療体制の推進につきましても議論し、安全かつ確実な住民の救急受け入れが実現できることを期待しているところでございます。  現在、担当者協議が進められており、年内には骨子が固まり、年明けには第2回の懇談会が予定されておりますので議員のおっしゃるようなことも含めて、検討してまいりたいというふうに思っております。  2番目、道の駅について、ということで株式会社南山城の財務基盤確立と今後の経営計画を明確にしているのかという質問でございます。お答えします。  道の駅の財務基盤につきましては、出資金として3,000万円を支出しているところであります。これを基盤として運営を予定しているところであります。運転資金等の状況により民間からも含めた増資も考えられることがあると思われます。  株式会社南山城が運営する道の駅「お茶の京都みなみやましろ村」の事業計画につきましては、平成27年12月の議会に全員協議会資料として提出をさせていただいた資料の中で、スケジュールや売り上げシミュレーション等を掲載し、経営計画を明確にしておりますが、コンビニから村民百貨店に変えたことや施設整備が明らかになることによる管理委託費の見直し等、状況が変わってきた部分もございまして、現在、わかり得る範囲での中で改めて経営計画を策定中でございます。  次に、地域支援事業につきまして。今後計画する新地域支援事業について、訪問介護、デイサービスを利用する要支援認定者だけでなく、介護職員に対しても配慮し、安心してサービスを受けられるようにすべきという御指摘でございます。お答えします。  本年度から村事業へ移行となる「新しい総合事業新地域支援事業」では要支援者の通所型や訪問型サービスに係るサービスの提供者は社会福祉協議会などの社会福祉事業者やNPO法人などが多様な担い手になるサービス提供が可能とされております。  こうした担い手の選定に当たりましては、事業遂行の確実性や資質などの事業の目的を達成できる団体であることの確認を行い、利用者が安心して利用できるサービスの質を確保してまいりたいと考えております。  以上、中崎議員の答弁とさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  救急医療についてですけれども、村内に外来通院されている方というのが、南山城村で三重県の伊賀市とか、伊賀市のほうに行かれている方が大体統計とってもらうと4割弱ぐらいおられるんですね。通院している主治医の方が近くにいる場合と、遠く離れている場合と、これ予後の関係もありますし、救急に搬送されて助かる確率も主治医が伊賀の市民病院におられるのであれば、救急で伊賀市へね、市民病院に運んでもらえれば主治医の方と連携もとれるし、救急の医療の体制に対しても負担も減ってくると思うんです。  ですので、救急医療で伊賀市に運べるように、村長のほうからも努力していただきたいと思いますが。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  現在でも伊賀の市民病院には運べていただいております。ですから、今は行けてないということではないんですが、行政間できちっとこういう定住自立圏の形で伊賀市、市も受けますよ、村も受けてくださいねという、こういう約束をすることによって、どういいますかね、ちょっと今忙しいからとか、そういうことが重要性を向こうの病院も認識してもらって、県外からやから、ちょっと忙しいから断っとけということにならないように、やっぱりそういうきちっと命を守っていただくということを行政も含めて、病院は当然命を守る使命持ってますけれども、行政も含めてそれをきちっと確立していこうというのは、定住自立圏の目的でございますんで、議員おっしゃるように、具体的に救急医療体制の充実を図る上においても詳しく共生ビジョンの中でうたっていきたいというふうに思っておりますんで、今その件については担当課で今調整をしております。  議員おっしゃったように、数字的な面については担当課で把握していると思いますが、必要であれば担当課からお答えをさせます。必要でありますか。結構ですか。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  次に、株式会社南山城でいただきました道の駅南山城村ノウハウ移転業務報告書及び株式会社南山城村臨時株主総会という資料2ついただきましたんで、これに基づいて質問させていただきます。  株式会社南山城は、南山城村が出資し設立した法人でありまして、安定した経営を行うために、行う必要があると思うんですけれども、議会に対して会計報告と、例えば資金を融通するとか、先ほど民間の銀行から出資してもらうとか、融資してもらうとかいうことをおっしゃいましたけども、この場合について、議会の議決をとることが必要ではないかと考えますが、これ議決を村長求めることを考えておられますでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  出資金については、議会の議決を得て出資しておりますんで、当然出資した金額を使った分については、議会の報告を義務としますんで、議会の予算の中にこれが出てきます。議会の議決を必要とするということで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  株式会社南山城のほうの出資した3,000万なんですけども、例えば会計帳簿で総勘定元帳を必ずつくっていると思うんですけども、この残高は今現在、例えば現金預金、負担金借入金、長期借入金、給与手当、株式会社南山城と一緒に入っている自然の家の運営している法人では、あれ売掛金とか買掛金の内訳書も財務諸表と一緒に提出されてますけども、今現在どれぐらいになっているか、答えられますでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  まだ、具体的に大きな金額は動いておりません。ですから、会社が存続してますんで、資本金についての流動的なものはないよね、動いてないの。500万を拠出しただけで、特にまだ、もう3,000万出した。じゃあ担当課のほうから数字的なものはお答えをさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)  出資金については、議決をいただいております3,000万円の出資をしております。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  出資金3,000万のうち600万円で600株、5万円、約3,000万出資、株券発行しないいうことですけれども、これ所有権、株式の所有権は、村民に帰属するのでしょうか、行政と村に帰属をするんでしょうか。村長個人でしょうか、いずれでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)  村に帰属します。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  株主総会で、6月に定時株主総会行っておられますが、出席しておられたのは村長だけ、株主で出席しておられて、これ取締役、役場の職員の方、おられる思うんですけども、取締役会の過半数が役場の職員であるというのは、これちょっと異常じゃないでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  ちょっとよく聞こえ、僕ちょっと耳が遠いんで、聞こえなかったんですが、株主総会には私は入っておりません。一株主として出席をいたしました。取締役については役場職員で決めております。それで問題ございません。 ○議長(廣尾正男君)  中崎議員に言います、手を挙げて質問してください。  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  道の駅の株式会社道の駅のほうで、例えばイベントに出店したり、されているいう報告聞いてますけども、このための経費とか、人件費とかはどこから出ているんでしょうか。経理帳簿のほうの税理士事務所、これ藤原統計会計事務所いうとこにこの株主総会のほうで、書類に書いてありますけども、これ議会に対して試算表作成するということで聞いてますけれども、これをあわせて会計報告をもらうこと可能でしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)  まず、人件費の部分については、商品開発の委託料として加速化交付金のほうで見ている措置をしておる分がございます。その中で株式会社のほうで実施をしていただいているという格好になります。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  これ株主総会の議員の出席ですとか、役員の賛否とかですとか、議員に対しては求められませんでしたが、出資する段階では議会に出資を議決をとっておられるのに、株主総会に対しては村長1人で株主として出席しているというのは、ちょっと問題ではないでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  株主総会に株主が村が出資した金額やから村民が株主総会として出るべきではないかという質問かなというふうに思うんですが、ちょっとあんまり理解できなかったんですけども、現時点では、村長が代表して株主として、出席をさせていただいたということになっております。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  定款のほうの第25条を基づいて尋ねます。取締役を株主総会において議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、この議決権の過半数の決議によって選任する。取締役の解任は株主総会において議決権を行使できる、株主の議決権の過半数を有する株主が出席し、出席した当該株主の議決権の3分の2以上に当たる多数もって行うというふうに記述はありますが、村長1人で議決を賛成いうことで議決されたいうことでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  その時点ではまだ全額出資をしておりませんでしたし、株主として全額村から出資をしておりますんで、一般の株主はおりません。ですから、会社も設立はしましたけども、小さなイベント等に出店はしたりはしておりますけれども、営業も開始してないという状況でございましたので、村が100%出資ということですんで、その株主に村長が代表して出席をさせていただいたいうことになっております。  これがオープンしまして、営業を進めていく中でこれから株主総会なり、取締役会いうのは正常に運営をされていくものと思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)
     先ほど、取締役の選任と解任についていうことを質問しましたが、例えば民間銀行から借り入れをしますということを、先ほどおっしゃいましたけども、もし民間銀行から借り入れたお金について経営責任というのは、役場の職員にはとることできないと思いますけども、経営責任というのは誰に帰属するんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  今の時点で運転資金を借り入れたり、出資を募ったりというのは取締役会で決めて出資金の増額を決める場合には株主の株式を大きく膨らますというような場合については、株主総会を開いて決定するということになろうかと思いますが、まだそういうことはされておりませんし、まだ銀行等からの運転資金の借り入れも、現在まだしてない。しておりません。  そんな状況ですんで、今、出資金の中で回転をしてるいう内容でございますんでですね、銀行等も入っておりませんし、借入金を決めるときには、取締役会でどれぐらいの限度額で借り入れをするということに決議をして借り入れなければならないということにもなっていると思いますし、それはこれから出資金以外のお金のやりとりについては、株主総会なり、取締役会で諮って決定されていくものと思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  公務員の方が、株式会社の取締役兼務することは可能でしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  直接、その営業活動をするわけじゃないし、株式会社の重役というんですか、取締役になることについては問題ないというふうに聞いております。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  村が出資して、役場の職員が取締役会の過半数を占めているいうのはちょっと異常じゃないでしょうか。これの出資した金額について、どういう責任で使われるかいうことについて役場の職員が責任とることできるんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「副村長 山村幸裕君」 ○副村長(山村幸裕君)  この株式会社を設立するに当たり、通常第三セクターと言われるものにするわけですが、まず100%出資の公的支援による株式会社を今回設立しております。いわゆる公共団体の位置づけになってしまうわけですが、その場合、一定役職以上のもん、課長級でございますが、課長級を持って役員に今就任されていると、これについて事例等の京都府の指導等も確認しまして、それは設立当時にその形をとらせていただいております。  御質問のその負債あるいは赤字等、経営困難になった場合の責任問題、これにつきましてはこれは村100%出資の今株式会社でございますんで、村として、この会社をどのように補填していくかという形での対応になろうかと思います。  この株式会社の最終的な目的は、民間への移行ということで、三セク化を目指しておりますので、これから増資による民間への出資を募っていき、村からこれを放していくという形をとる予定で進めておりますので、この辺で御理解いただきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  早急に株主総会、臨時株主総会で結構ですので、役員の中から、取締役の中から役場の職員を外すべきだと考えますが、どうですか。 ○議長(廣尾正男君)  「副村長 山村幸裕君」 ○副村長(山村幸裕君)  その適材者につきまして、人選ができ次第、そのように進めていきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  ノウハウ移転業務のコンビニをやるという前提で試算表をつくっておられるんですけども、株式会社南山城事業計画、収支計算なんですけども、売上高、コンビニを含めて4億7,000万円の売り上げですというふうに書いてあります。正社員の給料が3,000万、給与年間の総額が3,000万、例えば売り上げから売り上げの原価を差し引いた売り上げ総利益の段階で例えば言うと、売り上げから仕入れを引いた段階で8,000万円以上超えている売り上げというのは、どれぐらい数字かというと2,666万6,600円という数字になるんです。これ売り上げの利益率30%と書いてあるんですけども。  これ道路の沿線上、163の沿線上で、この2億6,000万、これ4億6,000万って書いてあるんですけども、コンビニの部分が1億9,000万円の年間の売り上げですということだったので、これを多分差し引いても例えば3億とか、4億とかの売り上げ、小売とか飲食業、この163の沿線上で可能なんでしょうか。やってみないとわからないという返事だと思うんですけれども。 ○議長(廣尾正男君)  「副村長 山村幸裕君」 ○副村長(山村幸裕君)  村長の答弁にも説明させていただいておりますように、当初、平成27年12月の全協においてのシミュレーションの内容が今おっしゃられた内容やと思うんですが、そこからまずコンビニを改め、村民百貨店に移行する計画になりましたので、このシミュレーションが現段階でつくっておりますものが別にございます。その内容からしますと、その売上高はそこまではいきませんので、かなり売り上げ、そして収益についても下がった状態になっております。  御提示を御希望であれば、次の議会日に提示させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  例えば、南山城株式会社南山城は、例えば運転資金が必要であるとか、投資が必要であるとかいうことあった場合について、これ収益状況を見ながら議会で議決をとって採決を必ずとって、その都度、その都度とって行うべきと考えますが、村長の意見を伺います。 ○議長(廣尾正男君)  「副村長 山村幸裕君」 ○副村長(山村幸裕君)  まず、株式会社の運営状況につきましては、当然出資をいたしておりますので、決算期におきましての状況、そして監査報告での説明、これは収支の報告をさせていただくこととなります。その中での今後の増資であり、赤字補填あるいはそういう支援策等は、消費税・・・内容になりましたら、まず、予算を通じての議決事項という形で議決が必要なってくるのが当然でございますので、その辺、その内容あるいは決算の決算特別委員会、この段階でのこちらの説明がついてくることとなっております。  予算が伴うものにつきましては、予算委員会の中でもまた説明をさせてもらって議決事項になると思います。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  議決をとって、お金を融資し、村からしますいうことであれば、これ早急に株主総会先ほど言いましたけれども、役場の職員を取締役会から全員外していただくように村長のほうに提案すること可能でしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  この件については、登記の関係ございますので、どうしても外さないかんという理由は何があるのか、中崎議員にお聞きをしたいんですが、役場職員を外さないけないという何か法的根拠のところがあるというお考えなんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  今、村長が反問権を許しますので、その村長の答弁、答えに中崎議員答えていただけますか。  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  法律については、私、根拠ないですけれども、これ村からお金出してます。役場の職員が取締役会で取締役の経営方針を決められるというのは、おかしいんじゃないのかと思うんですけども。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  現時点では、村長を除く役場の管理者で取締役会を開いております。これについては、法務局等も確認をしてやっておりましてですね、今の段階では問題がないというふうに思っておりましてですね、順次民間の資金が入り次第、取締役を今、副村長が答えましたように移行していって民間主導の会社にしていきたいいうふうに思っておりますが、現時点では早急にというんですか、一定の時期を見て判断をしていきたいと思いますが、早急になるかどうかということは、今ここではお答えできませんけれども、将来的には民間移行をしていこういう方針でございますんで、いつまでも村がおんぶにだっこしていくということではないというふうに認識をいたしております。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  それでは、次の地域支援事業について伺います。  要支援の方の訪問介護とデイサービスにボランティアの方をサービス提供に働かせる可能性があるということを伺いましたが、ボランティアを使うことによって報酬が低く抑えられるということは、安心して業者さんがサービス受けることできないようになると、可能性があると考えますがどうでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  具体的にこの辺の今後の取り組みについては、担当課長のほうからお答えをさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(山本雅史君)  多様な担い手ということで、その辺の不安なりはございますけれども、その辺の精査を事前に十分行った上で、そのサービス提供者を定めていきたいというふうに考えておりまして、業者が安心して利用できるサービスの質の確保いうことで努力してまいりたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  例えば利用者が、業者さんが、自己負担1割、自己負担払いますよね。支払い事業者も報酬受け取るのであればボランティアさん、給料払われないのはちょっと何か矛盾しているように思うんですけども、これはいいんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(山本雅史君)  ボランティアに仮にボランティア的組織に委託なり、サービスを提供していただくということになります。その団体での運営の中でそういう手当がされるべきというふうに考えておりますので、全くその報酬がなしで提供するというものではないというふうには私は考えておるんですけれども。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  ボランティアさんなんかも労災保険とかも加入しなければいけないし、これ例えば京都府であれば損害保険利用者さん、例えば誤って事故で、けがをさせた場合損害保険に入りなさいいうのあると思うんですけれども、これボランティアさんが使っていて、これ大丈夫なんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(山本雅史君)  詳細については未定の分もありますけれども、そうした基本的な労災なり、損害補償の関係につきましては、必要なものというふうに考えております。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)
     それでは、ボランティアさんを使っても、利用者さんも、ボランティアさんもこれ納得できる内容で制度は決まっていくという理解でよろしいでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(山本雅史君)  そのように考えております。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  以上で質問を終わります。 ○議長(廣尾正男君)  中崎雅紀議員の一般質問は終わりました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  ただいまから暫時休憩します。午後1時から再開します。              (休憩12:04〜13:01) ○議長(廣尾正男君)  休憩前に引き続き会議を再開します。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  続いて、2番議員北久保浩司議員の一般質問を許します。  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  失礼いたします。2番議員北久保でございます。  最初に、通告書の文字を訂正をお願いいたします。村の公共交通網についての、交通網の「網」が「あみ」でなく「つな」になっておりました。文字の訂正のほどよろしくお願いいたします。  それでは、通告書に沿って一般質問をさせていただきます。  まず最初に、移住定住に向けた施策について。  2015年に実施された国勢調査の結果が先ほど公表されましたが、人口の増減につきましては、京都府下で最も人口の流出が目立ったのは、この相楽東部地区で、本村においては人口減少率が13.8%と笠置町に続いて2番目に厳しい結果が出ています。  6月の定例会でも、この移住定住施策については質問をし、村長から定住促進奨励金制度や田舎暮らし体験事業などが一定の成果を上げている。また、移住定住促進員を雇用し移住しやすい環境を整えていると答弁をいただきましたが、その後の進捗状況について、お伺いいたします。  1点目、定住促進奨励金制度の実施状況について。  2点目、田舎暮らし体験事業実施状況及びその効果について。  3点目、移住定住促進員の雇用状況と業務の内容について、またその成果について。  4点目、若者定住集合住宅の進捗状況について。  5点目、子育て支援制度の充実に向けた取り組みについて。  以上、5点は6月議会での私の一般質問に対し、村長から答弁をいただいたもので、各項目の進捗状況についてお伺いいたします。  続いて、2つ目の質問です。  府道月ヶ瀬今山線笹瀬橋の整備について。  平成29年春に、南山城村の拠点としてオープンする道の駅は、村民の集う場とし農村交流の拠点として機能を有し、村の新たな玄関口として位置づけられている多くの都市住民が村内各地域を訪問するには、円滑な交通確保が不可欠だと思われる。  田山、高尾地区への訪問については、府道月ヶ瀬今山線が主要ルートとなるが、道路が狭小で見通しも悪く離合が困難な区域が多数ある。特に笹瀬橋付近は、見通しが悪く架設後かなりの年数がたっており、災害時に大きな損傷で通行不能となった場合、田山、高尾集落の孤立や災害時の復旧活動に大きな影響を与える可能性がある。村としてどう取り組んでいくのか、お伺いいたします。  3点目、村の公共交通網について。  村民が生活を営む上で、移動は欠かせないものでありますが、人口減少や少子高齢化など、公共交通を取り巻く状況は厳しさを増す一方です。公共交通ネットワークの縮小や、サービス水準の低下が進み、さらに利用を減少させることにつながり、悪循環に陥っている現状があります。そうした中、春から道の駅がスタートします。そこでお伺いいたします。  道の駅からの公共交通はどうなるのか。  夜間帯や早朝の通勤、通学に配慮されたバス交通がなされているのか。  伊賀市との定住自立圏においての交流で伊賀市までのバスは走るのか。  4点目、加茂方面へ鉄道以外の交通網の形成はなされているのか、その点についてお伺いいたします。  最期に、4点目の質問ですが、南山城村地域防災計画改正について質問をさせていただきます。  村の地域防災計画は、平成23年2月につくられており、5年以上の経過しています。災害はいつ起こってもおかしくない現在、一日も早い計画の見直しが必要と考えますが、いつごろ改正するのか、また、どういったメンバーで会議を行うのかお伺いいたします。  以上、大きく分けてこの4点についてお伺いいたします。あとの質問については自席に戻って質問させていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  北久保浩司議員の発言の制限時間は、13時46分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、北久保議員の質問4点をいただきましたので、順次お答えをさせていただきたいいうふうに思います。  1点目の移住定住に向けた施策についてということで、5点いただきました。個々については進捗状況をということでございますんで、お答えをしたいと思います。  1点目の定住促進奨励金制度は、本村に移住して住宅を取得した方が奨励金を受け取れる制度ですが、今年度の実施状況としては、この11月末現時点では5世帯7名の方から申請が交付されております。また、制度を開始した平成24年度から4年8カ月間の実績といたしましては、30世帯63名が移住し、こちらの半数が30歳以下の方となっているところでございます。  次に、2番目の田舎暮らしの体験事業でございますが、都市住民と地元住民が農業などの体験プログラムを通じて交流し、情報交換することで将来の移住につなげていこうとする事業であります。今年度は黒大豆づくり、そばづくり、炭焼きの3コースを実施し、延べ31名の参加をいただいております。今年度の参加者が移住につながったケースはまだありませんが、空き家バンク制度などを活用しながら進めてまいりたいと考えているところでございます。  この事業の効果につきましてですが、田舎暮らしに興味のある都市住民にとっては、あらかじめどんな地域か知った上で移住することができることと、受け入れ側の地元住民にとっても、あらかじめ移住希望者の人となりを知った上で受け入れることができることで、双方の不安感を和らげ移住後のミスマッチを防ぐ効果があるのではないかと思っているところであります。  移住実績については、平成17年度から10年間で、移住者が5世帯11名、村内に畑を借りて耕作に通ってくる方は5世帯7名となっております。  次に、3番目の移住定住推進員についてでございます。  移住定住施策のさらなる推進を図るために平成28年5月2日、2名を臨時職員として雇用しております。業務内容は移住定住を推進する仕掛けづくりに従事しており、具体的には、地域の実情や思いを移住希望者に伝え移住後のトラブルをなくすることや、交流イベントを企画運営し地域との交流機会をつくること、また、移住者の住居となる物件の確保に取り組んでおります。  これまで成果としては、喫緊の課題でありました空き家バンク物件の確保において、地域の方の協力を得ながら空き家所有者への説得、交渉を全村的に展開し、現在では15件強の物件について売却、賃貸などの利活用の基準を進めているところであります。  また、推進員が中心となって企画、運営しております、空き家リノベーション計画、リノベーションプロジェクトは、空き家に講師を招き、参加者から参加費を徴収して住宅の改修技術を習得してもらう体験イベントで、イベントを通じて空き家を低予算で改修できる新しい空き家対策として提案できたのではないかと考えております。  さらにこれまで述べ79名の参加者がありましたが、村外の参加者との交流機会ともなるため、将来の移住につながる可能性も含め有意義な事業であると認識をいたしております。  今後さらに、地域の皆様と思いを共有しながら移住、定住を進めてまいる所存でございますので、御理解をいただきたいなというふうに思います。  4点目の若者集合住宅整備についてですが、現在、この事業の趣旨に合致する財源がなく、財政の圧迫を懸念し、今年度は断念をした経緯がございます。今後、有利な財源を探し早急に事業化に向けて取り組んでまいりたいと考えているところでございます。  5番目、子育て支援に関しましては、村立保育園に取り組みをいたしまして、時間外保育の保育料無料化を初め、多子世帯における2人目の児童の半額軽減や、3人目以降の児童の保育料の無料化を実施しているところでございます。  早朝7時30分からの保育や午後6時30分までの延長保育を無料で行い、多くの保護者の皆様に御利用をいただいております。また、子育てをしていく中でリフレッシュを図る意味で一時保育につきましても保護者のニーズに合わせて柔軟に対応させていただいているところであります。  また、伊賀・山城南定住自立圏構想で連携が想定される施策の1つである子育て支援事業の充実について、共生ビジョンを策定する中で、圏域共生ビジョン懇談会や推進協議会で具体的な議論を進めてまいるところでございますので、御理解をいただきますようにお願いをいたします。  続きまして、大きな3点目、府道月ヶ瀬今山線笹瀬橋の整備についてということでございます。府道月ヶ瀬今山線の月ケ瀬口の隧道を通過して笹瀬橋までの狭小区間、特に笹瀬橋の整備についてのことですが、毎年、京都府に対し拡幅の要望をしております。  しかしながら、昨今の道路予算等の情勢から現段階では事業化は困難であると伺っているところであります。  近年は、橋梁の長寿命化が全国的に課題になっており、橋の老朽化については、5年に1回の橋梁点検が義務づけられております。  老朽化する橋梁につきましては、この点検結果に基づき損傷の程度を分類し、橋梁の長寿命化計画を立て、修繕や。かけかえ等の判断をすることになっております。  議員が御心配の笹瀬橋については、昭和30年3月に架設された橋梁であり、今年度中に橋梁点検を実施していただく予定になっております。  笹瀬橋を含めて、府道月ヶ瀬今山線の狭小区間の拡幅整備につきましては、京都府に対してその必要性を強く訴え、今後も引き続き要望してまいりたいと考えております。  次に、村の公共交通網についてでございますが、それぞれ4点いただきました。  1点目の道の駅からの公共交通網はという問題でありますが、道の駅からの公共交通網ですが、1つはJR月ケ瀬口駅を利用した鉄道利用、もう1つは、コミュニティバスのルート変更を検討しております。村内や村外からの鉄道利用の方々に関しましては、道の駅と月ケ瀬口駅間を数多く走れるように検討しております。ただし、平成29年4月からは一定の増便を行い、利用者数の需要を調査した上で、平成30年度には便数や運行経路の見直しを予定し、多くの皆様に御利用をいただけるよう工夫してまいりたいと考えているところであります。  2つ目の夜間帯や、早朝の通勤、通学に配慮されたバス交通がされているのかという問題でございますが、早朝深夜ですが、おっしゃるように住民の皆様からそういった声は聞かせていただいております。  こちらに関しまして、先ほど述べましたように平成29年度は、試験的に便数増を行い利用者にニーズに沿ったバス運行に確保に努めさせていただきたいと考えているところでございます。  3つ目の伊賀市との定住自立圏でのバス交通はという問題でございますが、10月の協定締結以降11月28日に第1回共生ビジョン懇談会を伊賀市で行い、今後協定の中身を協議して詰めていく予定であります。第2回以降に共生ビジョン懇談会の場において議論されていくものと考えますのでこの件についても御理解をいただきたいなというふうに思います。  4点目の加茂方面への交通網の形成ですが、こちらもバスを走らせてほしいとの声をよく聞かせていただいております。鉄道利用促進の観点から、京都府と村で1月下旬に月ケ瀬口駅から加茂駅間で、バス交通の実証実験を予定しております。JRと京都府とも協議を進めている中で、本数は少ないものの1時間に1便の鉄道ダイヤとの間で共存が図れるような計画を検討しているところであります。  最後に、南山城村地域防災計画の改定についてということでございますが、ただいま地域防災計画の改定を進めている最中であります。事前に各関係機関に意見を紹介し取りまとめたものを12月14日開催予定の南山城村防災会議で防災委員に確認していただき、最終的には平成29年3月中には改定される地域防災計画が納品される予定となっております。  以上で、北久保議員の答弁とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  それでは、順次質問をさせていただきます。  まず最初に、定住移住に向けた施策について、これらの事業についてもなかなか難しい問題ということは私も十分理解しているつもりですが、少子人口減少問題は各自治体の最重要課題となっており、本村だけでなくほとんどの自治体で自然増での人口増加は望めない現状です。よって、この移住定住の問題は本村にとっても最重要課題であると考えなければなりません。  本日の回答については、私はまだまだ数字的には寂しい結果ではないかと思うところではあり、今後も行政と議会が一体となって取り組まなければなりません。  そこで、私からの質問ですが、移住定住をふやすためには、働き先、住む場所の確保がなければなりません。幸いに本村は1時間以内の通勤圏内に都市が隣接しており、新規就農以外にも就職先は比較的容易であると考えます。また、このほど伊賀市との定住自立圏協定にも働き先への確保、教育面での充実は期待をするところでもありますが、住む場所については十分確保できているわけではありません。  空き家バンクの登録制度も設け、情報のワンストップ化にも取り組んでおられるところですが、本村の空き家の状況及び空き家バンクへの登録状況についてお伺いするとともに空き家の再生状況についてお伺いいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  今、村づくり推進課内にある定住推進員が取り組んでいる空き家バンク並びに推進活動についてはですね、詳しくはむらづく推進課長のほうからお答えをさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)  空き家バンクの登録の状況、空き家の状況等でございます。  空き家の数につきましては、老朽をしている家屋も含めまして107軒、調査として上がってきております。そのうち使用可能と思われるのが76軒ございます。ただし、所有者が不明であったり、権利相続関係で売却等が困難であったり、また、貸す意思がないという方もございますので、それを除きますと約半数分がもう完全に無理だということになります。  そうした中で、残った部分を空き家のバンクに登録してもらえるように働きかけをしているところでございます。10月の1日現在ではまだ1軒の登録しかございませんでしたが、近々あと1軒追加、今空き家の登録に向けて準備を進めているところが15軒ございます。そうした中で近々それについては順次用意が整い次第登録をしていく状況でございます。
     それと、空き家の再生の状況ということでございますが、それにつきましては空き家の改修なりの費用というのは、貸し主なり、借り主なりの負担となることになります。移住定住促進員のほうでもお手伝いはさせていただきますが、費用的な部分については貸し主、借り主にお支払いをいただくという格好になってございます。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  これについてもね、数字的には寂しいと言わざるを得ないという現状です。そこで、私からの提案ですが、村長も御存じのとおり、商工会では行政と連携し空き家再生事業に取り組むための建設業部を組合員で組織をしました。例えば、年間1,000万円の空き家リノベーション事業助成金例を商工会に事業委託してはどうでしょうか。移住定住者にある程度の条件のもと、200万から300万円を助成すれば恐らく年間3軒から5軒の空き家を再生でき、地元に還元される経済効果は空き家再生にかかわる直接効果だけでも2,500万円以上になるはずです。  これは簡単なシミュレーションですが、このような具体的な数字目標であるKPIを掲げ取り組むことが今後の行政施策では重要だと考えます。重ねて申し上げますが、この移住定住の問題は、本村行政課題の1丁目1番地と捉えて取り組んでいただきますように、切に希望いたします。  続いて、府道月ヶ瀬今山線について。  この府道月ヶ瀬線は、田山、高尾地区のほか、奈良市、月ヶ瀬の重要な生活道路でもあるほか、府道上野南山城線が通行どめになるたびに迂回路として利用されており、防災面においても重要な路線でもあります。  現在、国道163号線の今山交差点の改良工事で国道から進入路部分が改善されており、整備後は安全な進入が確保されることになりますが、木津川にかかる笹瀬橋は幅員が狭小な上、架設後かなりの年数が経過しており、災害の発生により笹瀬橋が落橋もしくは通行不可能までに損傷を受けた場合、集落の孤立化等、住民生活に大きな影響があることが予想されます。また、道の駅オープンにより、多くの来訪者を呼び込むにも安心で安全な道路網が必要になると考えます。  そこで、府道月ヶ瀬今山線の笹瀬橋かけかえ及び幅員狭小区間の整備を必要性を京都府に村民がいかに道の整備、笹瀬橋のかけかえを望んでいるかをしっかりと伝えていただき、実現に向かった取り組みをしていただきたいと思いますが、村長としてはどうお考えかお伺いください。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  議員が御指摘いただくように、今一番月ヶ瀬今山線の問題点というのは笹瀬橋ではなかろうかというふうに思います。急に直角に曲がる橋のたもとというのは、今大型化してきた車が通れないいうことでもございますし、そういう面については観光バス等が入ってきても大変あっこで苦労するということもございますんで、村としても以前からそういう問題を京都府に要望してまいりました。  ところが、昨今の経済状況あるいは国交省の予算が当初の4割程度しかないという現状の中で、どこの自治体もこの国の予算を確保するのに苦労をいたしております。隣接の町の話ですが、橋をかけかえたい。3分の1しか予算がつかない。3分の1ついた予算でその橋をどうしたら、かけかえできるんか、つかないですよね。つぶしたってつきませんし、3分の1だけつくるというわけにもいきませんしね、そういうことの現状がいっぱい起こってきております。  村でも先の議員にも申し上げましたように、立石線にしたかって、東和束線にしたかって、予定区間の4分の1程度しか進捗しない状況になっておりまして、そういう中でなかなか京都府も思い切った施策にゴーをかけられないということがあろうかと思いますが、ことしも東京で町村長大会があった延長線上で国交省なり、いろいろそういう役所のほうに要望にも行って参ったんですが、予算の確保あるいは財務省のほうには建設予算を増額してくれということを実情訴えてやってきておりますけれども、なかなか全国的に回ってこないというのが状況であります。  今後も引き続き村が置かれている立場を府なり国に対して積極的に取り組み、また橋を渡った左岸地域で今企業が中止をした場所を京都府の企業立地課で企業誘致をできないかということで、現地を見に来ていただいて進めております。そういったことをこれから進めていこうとしてもやはり道路条件が整備できてないと企業はなかなか来ないいうことになります。  そんなことから、私も京都府を通じて積極的にこの狭隘な部分の改修並びに笹瀬橋のかけかえというんですかね、2車線が通れるぐらいのものにしていただくような取り組みについて、これからも引き続き頑張って要望していきたいいうふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  どうかこれまで以上に、この問題については必要性を強く訴えていって、実現に向けた取り組みにしていただきたいと思います。  続いて、村の公共交通網について。  道の駅からの公共交通網ですが、村内生活で村民の皆さんが交通の便の確保を最優先にしていただいた中でも、また、この道の駅等に来訪される観光客にも積極的に利用される交通網の形成を期待しておりますので、頑張っていただきたいと思います。  2番目、特にこの2番目の早朝帯の時間やまた夜間帯の時間ですが、高校生や大学生、社会人になっても、この村を何とかいたいという思いを持って生活していても、やはりこの時間帯に公共の交通がないということで、マイカーで通勤されている方がたくさんおられます。高尾地区からは30分程度、子供を送っていくのにかかる。また、往復1時間、それを1日2時間費やして子供の通学を助けている。それならば、もう一層この村を出て違うところに住みたい、住んでいこうということになってしまっている現状があります。その点について村長はもう少しこの交通網のことについて、考えてもらえないかというふうに思うんですが、村長どうですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  道の駅、来春オープンを迎えるに当たってですね、今総務課のほうで公共交通網をどうしていくのかという検討をいたしております。  昨日でしたかの朝7時から人権の街頭啓発いうことで、月ケ瀬口駅と大河原駅で職員分かれて街頭啓発をしておりました。大きなバスを走らせて朝早くからバスを動かしているんですが、けれども、バスに乗らずに親が送ってくる人の数のほうが多いんですね、現状は。  同じ時間に来るんですが、バスがついてくるし、自動車が3台も、4台もそこでたむろしてしまうという現状になっております。バスで高尾なり、田山から来るとすれば、10分ぐらいは田山から10分、高尾からでは25分ぐらい余裕みとかないかんかもしれませんけど、親に送ってもらったら、あと5分ゆっくりできるというふうなことがあって、ぎりぎりに、JRの運転手さんもよく御存じで、この時間に誰と誰乗るかということをわかっているのかわかりませんけども、時間来ても電車は発車しないんですね、車が来てずっと走ってるの見とって、それが着くまで発車しないという配慮をしていただいております。  ですから、やっぱり公共交通網だけが先行しても、やっぱり住民の意識というものも一緒についていかないといけないのかなということを実感をいたしました。  ですから、交通網が整備してないから送ってるのか、乗るもんが少ないか行かへんのかという問題は、このJRの本数もおんなじことなんですが、163号線を三重ナンバーあるいは京都ナンバーの車が朝5時半から6時ごろ、物すごい数量が走りますよね。僕も出張なんかで朝6時ごろ出ていこうとしたらもう信号がいっぱい詰まるぐらい、車が通ってるんですが、あれ、電車に乗ってくれたら物すごく、ぐあいええのになとは思うけども、電車の都合が悪いから車で行くのか、乗らへんから本数が少ないのかという問題がこうお互いそういう、卵が先か、鶏が先かと問題になってくるというふうに思ってます。  それは別として、道の駅ができたということで、道の駅から周回するコース、あるいは駅に行くコースというのをもう一遍見直していこうということでございますんで、その必要性は感じておりますんで、よりよい交通網を図れるようにPRも含めて見直しを図っていこうと思っておりますので、御理解をいただきたいなと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  そういうことですんで、村長もいろんな観点からそういう知識を得られているのかもわかりませんけども、実際僕らがたくさん聞くのは、やはりそういった送り迎えが大変だから、やはり町に住んでしまう、そうすると町から今度は新しい大学に行く、そして大学はそこからまた就職に通える範囲という転々としていって、だんだんだんだん、この南山城村から遠くなっていくという問題があると思いますので、その点、村長のお考えもあるとは思いますけども、できる限り、そういった移住定住にこれは関連した問題と思いますので、予算等の関連もあろうかと思いますが、真剣に取り組んでいただきたいと思います。  また、加茂方面への交通網の形成で、先ほど少ないが1月ぐらいから何か通行されるということですけど、具体的にどのようなルートで、どのようなバスが走るのか、ちょっと教えていただけますか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  所管の総務課のほうから答弁させます。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(山本隆弘君)  お尋ねの加茂駅方面の運行でございますが、1月中下旬ということで、京都府が主に事業として実施する予定をしております。  1月の末までの期間で車両は9人乗りのワゴン車で、JRの利用促進も含めまして、国道163号線を月ケ瀬口駅を起点としまして、道の駅を想定した場所、それから笠置、加茂へといきます。1日3往復するということでお聞きをしております。  バス停のほうも既に決められて、昨日そういったことを決まったということで、連絡を受けておりますので、そういった形で御利用をいただけると。もう1つ補足なんですけれども、そこにはタブレット端末がありまして、駅でよくあると思うですけども、今、1つ手前の駅を出ましたというような情報が入るような情報端末をシートのところにつけておいて、いろんな情報をその端末で得られるという実証実験も含めて実施するということで、お聞きしておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  よくわかりました。なぜ言うかといいますとね、関西本線はよく少しの雨とか、また動物をひいたとかいうて、よくそれでとまってしまうことがあるので、やはりそういった面、大変という声がよくありましたので、どうかその点、前向きにとらえていただきまして進めていただきたいと思います。  最後に、南山城村地域防災計画の改正について、お伺いいたします。  この防災計画は、制定されたのは東日本大震災が発生する前のことでありまして、この防災計画の中にも毎年検討を加えるとありますが、なぜ今までこの改正がなされなかったのか、どういうことでおくれているのか、その辺お聞きいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(山本隆弘君)  確かに、北久保議員おっしゃるとおり、必要な見直しを行って改正すると、そのために防災会議を開くということなんですけれども、今回までおくれたというのはたまたまですけれども、27年度、26年度に事業をしているわけなんですけれども、それまでさまざまな検討はされてきているということで伺っております。国の法改正もありましたし、これができた年は東日本大震災の後であったというのも聞いておりますし、必要性は感じながらも今の時期になったということで、大変申しわけないなと思っております。経過としては以上です。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  この毎年検討を加えるというのがここにも記載されていますのでね、ぜひこれは毎年検討していただきたいと思います。やはりそうでなければ一生懸命ね、この防災のことについても村はやっていただいてるとは思っているですけども、そう言われても仕方がない現状だと思いますので、これからはよろしくお願いいたします。  本当にね、この防災計画は村民の災害による人的被害、経済的被害を軽減するために防災に強い村づくりを進めるものであり、あらゆる災害が想定内であったと言える対策が必要でありますので、一日も早い防災計画の改正をしていただきたいと考えます。また、村に本当に合った防災計画の改正に期待いたします。  これをもって私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  北久保浩司議員の一般質問は終わりました。  続いて、3番議員齋藤和憲議員の一般質問を許します。  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  では、一般質問を行います。  その前にですね、ちょっと一部、訂正をさせていただきたいと思います。  質問事項の最後のですね、定住自立圏に「関」でとまってますけど、「関し」での「し」をちょっと入れさせていただきたいと思います。  それでは、通告書に従いメガソーラーの一般質問をしていきたいと思います。  まず最初に、メガソーラー開発について質問いたしたいと思います。  議員になって6月議会、9月議会とメガソーラー開発問題を取り上げてきました。村長は9月議会で「齋藤議員と私とは、考えがずれている」と言われましたが、村を思う気持ちは同じと思いたい。再度、この問題で質問します。  @このメガソーラーで村にメリットがあるのか、再度確認したい。  A林地開発条例は地域住民の生活環境及び自然環境を重視しています。その条例で村長の意見を求められてます。6月でも聞きましたが、現状で意見を述べるとしたら村長はどう述べられるのか再度確認をしたいと思います。  B府から開発資料が送られて時がたっており、業者のことはある程度調べられているのではないかと思いますので、次のことを確認したい。  ファーストソーラーのメガソーラーで。  イ、現在、日本で稼働している数は幾らあるのか。  ロ、稼働場所の隣地に住宅地があるのか。  ハ、今回の開発のように山を削った場所はあるのか。この件に対して確認をしたいと思います。  C9月議会で希少動植物の対応を聞きました。その後の対応結果を確認したいと思います。  Dメガソーラーではなく希少生物を守りながら自然公園にし、道の駅との融合を考えることはできないか、次の点で御質問したいと思います。  2、養豚場の悪臭対策について。  豚の悪臭対策にさまざまな対応がされきましたが、住民を納得させる対策はできていません。6月議会でも指摘しましたが、この悪臭はニュータウンだけではなく、道の駅の存続にもかかわると思っております。  せんだって実施されたニュータウンの議会報告でも、住民が自分たちのにおい以上に道の駅でのにおいを心配されております。そこで、次の質問を行います。  @ことしの臭気測定の結果及び例年と比較してどうか、確認をしたいと思います。  A道の駅での開業まで半年を切りましたが、におい対策は十分対応できていると思うのか、確認をしたい。  B今回のにおい対策のデオマジック導入、結果はいつごろ出るのか、確認をしたいと思います。  C小手先の対策や業者任せの対応ではなく、村として抜本的な対策をすべきではないかと思っておりますので、この点もお願いをしたいと思います。  最後に、定住自立圏に関して質問します。  @定住自立圏に関し、伊賀市では第2回協議会の内容がホームページに記載されているが、村では何も報告されてない、なぜか。  A11月28日に、第1回共生ビジョンの懇談会に村から2名の方が参加されていましたが、その人たちはどのように決まったのか教えていただきたい。  Bこの議会での意見とか、内容はどこでどのようにして反映できるのか、この件も含めて質問したいと思います。  詳細は、自席で質問いたしたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  齋藤和憲議員の発言の制限時間は、14時28分までです。
     答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、齊藤議員から3点の質問をいただきましたので、順次お答えをしたいと思います。  最初、メガソーラー開発についてということで、@、A、B、C、Dとそれぞれいただきました。  1番の村にメリットがあるのかという問題でございますが、お答えします。  開発に関する許認可は、公平性の観点から村へのメリットやデメリットについては判断せず、法律や条例を適正に行っているのか審査することであると考えております。  事業計画地は、主に手入れが足りてない山林です。近年、木材の低価格化や林業従事者の高齢化により、山離れが全国的に問題になっております。長年山に手入れがなされてないと、近隣農地への獣害や、保水力低下に伴う林地災害の発生の恐れがあります。開発事業によって、一定これらの問題の解決と、土地の有効活用の観点もあると考えられます。  また、メガソーラーを開発することによって、土地の評価が上がるため、固定資産税の税収が期待できます。  2つ目の隣地開発条例は、地域住民の生活環境及び自然環境を重視してということで、村長の意見を求められるが、現状ではどのように述べられるのかという質問でございますが、林地開発に係る事業計画の公告縦覧期間ではなく、行政の意見を述べる段階ではございませんので、この件については現時点ではお答えできません。  3番目のファーストソーラーが現時点でやっているとこら辺の現在日本で稼働している数、あるいは場所、住宅地があるのか、山を削ったとこはどうかという問題なんですが、村で確認をいたしているところは、日本で稼働している数は8カ所、稼働場所の隣地に住宅はあるところもあります。今回の開発のように山を削った場所は確認できておりません。  4番目の希少動物の生態調査についてですが、春夏の調査の結果について、京都府と協議を行っているところであります。今後、秋冬の生態調査を行い、希少動植物の対応について今後検討を行っていくものと思われます。  5番目の道の駅との融合する自然公園の提案でございますが、議員の御意見として賜りますが、本事業は民間業者が実施する事業であり、行政が事業主体でないことは御理解いただいているところでございますが、その辺で御理解をいただきたいいうふうに思います。  続いて、養豚の悪臭の問題、例年に比べてどうか、道の駅も影響があるいうことであります。  3つ目には、デオマジック導入の結果はいつごろ出るのかということでございますが、4番目に抜本的な対策をということでございます。順次お答えをしたいというふうに思いますが、9月議会でも測定結果の話をさせていただきましたが、悪臭測定は6月から8月まで3回、自治会立ち合いのもと、職員同席で実施、臭気物質については基準以内という結果であり、村職員の実施するアンモニア測定でも出ていないという結果でございます。  議会土木経済常任委員会でも報告させていただいておりますが、いずれの検査日も前年比較で湿度、風向き等が大きく異なる日も影響しているのかなというふうに思っておりますが、臭気指数は若干高い日もございました。  4月からは配合飼料増量しているとはいえ、結果的には指数が出ていることを次年度は考慮していかねばならないいうふうに考えております。  約30年来、この臭気に対して自治会と村もさまざまな対策を考え実施してまいりました。化学も日進月歩でございまして、さまざまな薬品、オゾンなどの試験的に実施してまいりましたが、臭気がなくなるということには至ってないのが現状であります。樹木チップ脱臭装置3号機の設置も実施して自治会も立ち合いの上、京都府家畜保健衛生所による検証もしましたが、臭気につきましては、乾燥レーンはアンモニア15度で、脱臭層ゼロ度という結果になっており、正常に動いていることを確認をいたしております。  家畜ふん尿臭を別の香りに変化させる臭気対策資材デオマジックは11月16日に堆肥舎に設置し、希釈500倍で現在午前3時から午後11までの間、1時間に1分間噴射して試験実施をしております。自治会、京都府家畜保健衛生所、村も11月29日に堆肥舎への足を入れましたが、以前よりふん尿臭がココナツ系の香りを少し漂わせており、においは変わっていると自治会の方も話をされておりました。  従前から、議会や行政、関係機関から情報、指導をもとに、業者任せでなく予算もつけて環境対策を実施をしてまいりました。事業者の方も生活をかけており、臭気に対しましては大変協力的に何かをしようとしてくれているところでありますが、現在は、堆肥舎のデオマジックの検証については自治会とも3カ月後ということで約束をしております。  抜本的な解決ということになりますが、引き続きこの三者会談とは別に村部局といたしまして、業者と抜本的な話し合いをするチャンスを伺いながら現在も進めているところでございますが、現時点では報告できる段階には至ってないということで非常に残念に思っておりますが、引き続き粘り強く交渉してまいりたいいうふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(廣尾正男君)  村長、定住自立圏について。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  ごめん、失礼をいたしました。もう1つ残っておりました。  定住自立圏構想について、伊賀市との協議の内容がホームページに掲載されているが、村は何も報告がないということ、あるいは2番目の共生ビジョンの懇談会から2名の方が参加されたが、その人選はどうして決まったのかということ。  議会の意見は、なぜどのように反映できるのかという御意見でございますが、村のホームページには掲載しておりますので、ごらんをいただきたいいうふうに思います。  特に、2番目の今必要と考えます分野で、教育環境からの近隣への就職定住とマンパワーの乏しい村にとっては、医療、福祉分野の連携強化が課題と考えられますので、南山城村の今後を考えさせていただける適任者として、教育に精通されている大仲順子さんと、福祉活動に尽力をいただいております安場昭和氏を人選をいたしました。  3番目の共生ビジョンの中間案を議会に説明させていただいた後に、その内容についてはパブリックコメントを募集したいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  大体、答えはわかってたんですが、余りにも内容的にですね、かけ離れているんじゃないかな。まず、メリットはですね、ことしの3月の議会ではメリットがないと言い切られたのに、その後何がですね、このようないろいろ内容をですね、言われてるのかわからないんですが、具体的に、先ほどの固定資産税があると言われてます、この固定資産はですね、今度は地方交付税が減らされることによって、プラスマイナスゼロであるというのはですね、3月議会の中で話されている内容なんですが、なぜこういうことを今回、出てきたのか御説明お願いしたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  あえてメリットあるのかと聞かれましたので、お答えをさせていただきました。  固定資産税が仮に1,000万上がります。それの75%の分については交付税が減らされますんで25%は残ります。じゃあゼロになるんじゃない。何ぼかそら利益は残ってきます。そういうことになりますけれども、メリットがあるから、このメガソーラーを村が誘致したわけでも、村が進めているわけでもございません。業者がしたいというて来てるだけの話なんで、村は、村は言うてもらっても、村からは一切アクション起こしてません。冷えて見てます。おっしゃるように村が進めているわけじゃないから雇用もそんなにあるわけでないしね、そんなに大きなメリットはあるとは思っておりません。  ただ、法的にクリアしてきたものを感情で反対することは過去の例から見て大きな村のマイナスになりますんで、そういう条例に基づいて、また法律に基づいてきちっとやっているかということの観点を今重視しているところでございましてですね、今、詳しいことについては先ほど申し上げたとおり、京都府に対してまだ今申請を行って、これから縦覧期間を一定期間おいてこういう形に最終やりますよということが決められると思います。そこまでまだ至ってないんで、今いいとか、悪いとか、聞かれても村としてはお答えできない状況にあるということを申し上げたいというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  デメリットをですね、ちょっと述べたいなと思っとんですよね、先ほどの午前中の質問の中で、ニュータウンのですね、人口をふやすことが人口減につながるんやということを、村長は答弁されましたけどね、6月議会でも言ってますけど、もしメガソーラーができたとしたら、私、お年よりの方はですね、せっかくこのすばらしい自然環境のいいところに、ために山城村に来たんだから、もしできたら引っ越すというのはたくさん聞いているんですね。その内容も6月議会で言うてるつもりなんですが、それを比較した場合にそういうデメリットをあるのをちゃんとやっぱり見ながらね、メリットの調整をして、やはり村長としては考えるべきではないかと思うんです。その辺、どうでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  メガソーラーが来たからニュータウンから引っ越すという人がいらっしゃるんですか。そうですか、悪臭だけじゃないんですか。じゃあニュータウンには人が住まないいうことになりますよね。見えないように業者はするというふうに言っておりますよね。ニュータウンから見ても目に入らないようにするということを言うてますよね。  ですから、デメリットがあるから齋藤議員は村が反対しろというふうな立場でおっしゃっているんですが、今もおんなじように村が反対とかね、賛成とかいうもんじゃないということを御理解いただきたいなというふうに思います。  メガソーラーが見えて、自然が見えないから、感情的にそれは嫌やと、こうおっしゃっているというふうに思うんですが、それについてはメガソーラーがいいという人もいるかもしれませんのでね、道の駅をメガソーラーで囲んで道の駅をする、それを売り物にするという道の駅もあることを、前にも御紹介申し上げました。それが重点道の駅になっていることも御紹介をいたしましたわね。そういうとこもあって、価値観でそういうふうにおっしゃるとこもございますんで、それでメガソーラーできたら、全部出ていくって言われましたら反対しなければなりませんけども、村としてどういう理由をつけて反対するのか、法的根拠が、反対する根拠が見つかりませんよね。  京都府がソーラーに対する補助金をつけてくれということを言うてます。もうほとんど木津川市と東部3町だけが、今その制度を導入しておりませんが、そこから向こうほとんどがソーラーの補助金をつけて、導入することになっております。それを国も、府も推奨しておるんですね。そういう中で、だめだとおっしゃってもなかなか、それはなかなか素直に齋藤議員の気持ちが私には受け入れられないいうふうに思っております。この辺も御理解をいただきたいなというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  補助金は、小さなね、メガソーラーじゃなくて、小さな家でやるソーラーに対しての補助金なんでね、メガソーラーの補助金というのはちょっと今やろうとはしてません。それもいいんですが、先ほど、ファーストソーラーの現状ということで、質問してですね、稼働場所の隣地に住宅地があるかという質問で、あるという返事をされましたが、今回11月にですね、議会研修で北九州に行ってきたんですが、そのときのファーストソーラーの責任者の水垣さんという方に、同じ質問したところはないという返事をいただいてますので、ぜひともまたですね、確認をお願いしたいと。  この中でも、北九州の中でもですね、いろいろ自信を持って言われてたんですが、今回のメガソーラーですね、この70ヘクタールでの大きな開発に対しては、今まではファーストソーラーしてないんですね。開発規模、また先ほども言いましたけど、住宅地に近いことはしてないと、それともう1つは、山を崩してやっていくこともないと、今石川でですね、そういうことをやっているみたいですわ。ただ、聞いたら場所も教えてくれないので、角度から、石川でもやってるいろいろな問題起こっていると聞いたんですが、そういう状況でね、この場合ちょっと小さいんですがね、これちょっと済みません、見づらいですけど、北海道の日高でメガソーラーの開発をしているところの場所なんですよ。ことしの台風でですね、崩れまして開発途中がね、要するに山を削ったところが台風で崩れてですね、今351号線はまだまだ通れない状況になっているんですよね。  要するに、まだ先ほども言いましたように、この今のメガソーラーに対して、そのファーストソーラーがね、山を削ってやってるやり方というのまだ確立してないんですよ。このような状況中でね、ほんまに大丈夫のなのか、先ほど言いましたけど、民間でやるんだから村は関係ないということを言われてますけど、やっぱり村を守る立場で村長としてはね、僕は反対せいということを言うてるんじゃないんですよ。もっとちゃんと民間でやるから行政は関係ないということではなくて、いろんなことを調べた上でですね、対応をしていただけないかということで、また、条例も9月議会でもいいましたけどね、やはり村を守るための条例もやっぱり考えるべきではないかなと、それは無理してね、企業呼ぶ、呼ばんに関係なくてこういうふうに自然を潰すような事業に対してやはりちゃんと確認できるような林地開発いうても、それはメガソーラーまで見てないはずなんでね、そういうのでやっぱり村として、このような大きなものを持ってこようというのに対しては、ちゃんと調べるべきではないですかということで質問しているんですけど、再度お願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  関係ないということは言ってません。今コメントできないということを申し上げているので、関心は持ってます。災害が起こらないか、水路、道路については影響あるんか、ないかという問題とか、それは関心を持って、これから砂防法なり、京都府は計画に基づいてどういう許可をしようとしている、前段階できますんでね。それをもって村としては意見を申し上げた、安全対策についての確認をしたりということは、これは当然していかなければならない。  今条例についても、おっしゃいましたけれども、要はこういう林発や砂防やらの許可を受けずにですね、一定の面積やら許可をとらずに1,000平米以外でやっているとこ、ここがやることによって、砂防基準に合わないような造成をしたり、やってるとこが村にも何カ所かあるんでね、そういう面は一定制限をかける必要があるんかなとはいうふうに思ってます。  でも、これだけ上位法があって、林発があり、砂防法があって、きちっと指導していくという京都府が入ってやるということについてはですね、一定京都府の上位法令に基づいて村が考えていくということになってくるだろうというふうに私は考えておりますんで。  議員おっしゃるように、関係ないというて逃げてるわけじゃない。やっぱり関心を持ってますし、問題があれば意見を出していきたいいうふうに思ってます。でも、現時点で何をどうするねんって言われても、それはまだ言えませんよというてるだけの話です。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  ここにですね、京都民報が11月27日付の京都民報があるんですけどね、この中でですね、今の土地の最大地権者である、ある方がですね、ちょっと意見を述べられているんだけど、ちょっと読ませていただきます。  この人、御存じの方は御存じやと思うんですが、この人は、当初、いろんな方からね、聞かれて、この人は京都府の南部に住まれる方ですが、当初は住民はみんな賛成していると、村のためになると思って発電所設置計画に協力しましたと。ただ、いろんな情報の中で反対議員の方もいらっしゃるんやなと確認した後ですね、最後よかれと思って協力したのに、結果的にみんなの思いと違ったことになっているのは不本意やと、最初からわかっていたら協力しなかった、今後どうするか考えたいと。  要するに、村の人でもない方がですね、やはり村のことを心配されているんですよね。ぜひともですね、村を守る村長として住民の安心・安全、希少動植物など、自然環境の保護の観点からですね、メガソーラーに対して、村としての問題としてチェックしていただき、強く対策を要望して終わり、次の質問にいきたいと思っております。  まず、養豚場の問題ですが、先ほど、要するに臭気のことも言われてる、それはいろんな計測的には満足してますけど、やっぱりにおいはね、あるんですよね。先ほど、ことしの6月と7月、8月に分析されたよと言われてますけど、ここで今まで臭気指数がね、6月で16、8月で16と、今までない値を出しているですよね。  9月議会も質問しましたように、ことしは今までと違うにおいで出てますよということをね、質問したはずなんですが、先ほどの回答ではね、問題はないよという話をされております。こういう認識がね、ちょっと今のニュータウンに住む人たちとはちょっとかけ離れているんじゃないかなと、僕ら先ほども質問の中に見ましたけどね、やっぱり今ニュータウンの方、30年間我慢してきているですよ。  ただ、ニュータウンの方はね、来年度の道の駅のこと心配されるんですよ。ほんまにそのあのにおいが道の駅で流れて、今も流れていると思いますが、開業した後、あのにおいが出てきたらあかんやろと。だから何とかせいやと、こういうこと言われているんですよ。そういうので、先ほどみたいな抜本的対策はこれから考えるというね、出た後はも終わりなんですね。僕らやって1年我慢とか、2年我慢すればいいんですけど、道の駅であのようなにおいが出たら、せっかく道の駅で頑張っておられる人たちにね、またひょっとしたら業者のほうにも、その責任をなすりつける、失敗する責任をね、なすりつけるんじゃないかなという気持ち持ってます。  そういう意味ではね、ぜひともね、先ほどジオマテックは少しよくなっているよというようなこと言われたんで、堆肥舎のほうはよくなっていると。ただ、乾燥レーンが使えないと湿ってしまいますからね。というのは乾燥レーンをね、やっぱり出すようなことも3月までにね、何とか検討はできるのかどうかね、ちょっと質問したいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  乾燥レーンは使っていると聞いてるんですよね。使ってないんですか。豚舎には使っているんですね。堆肥舎とふんが出てきて、石灰と混合するとこがね、あいてんですよ。大きな建物で、リフトがこうかき回すとこがね、そこが問題になってね、ふんを攪拌するから、においをまき散らしているようなことになっているんで、そこにしんといかんのかなというふうには思っているんですが、この使い方については再度、業者とももう一回、原点に立ち返ってですね、そのジオマテックというのは、においが変わってるということは確認しておりますんですね。全体がそういうふうにうまく行き渡るように、考えていかないといけないいうことで、再度それについては挑戦をしていかなければならないというふうに思ってます。  ですんで、本来は養豚場がなければあのにおいはしないんでね。そこまでたどりつかなきゃいけない。なかなかそれが難しい。それをほんで2年間、頑張ってやったんですがね、ことしの6月に申し上げたように業者の意志も強かった、このままいってもどうかということでもあったけども、ある議員からこの問題については、根強くやってくれと、こういうこともありました。  ですから、その後、何も接触してないんじゃなくて、何度か、月に1度、2度接触をして、いろんな面で、いろんな角度から、今交渉をしておりますので、要するにくさいものにふたする方法と、もう一つ根本的な話も含めてね、現在進めております。その辺については期待を余りしてもらっても困るんやけども、でも粘り強くはやっぱり交渉もつづけながら、においを変えていくという方法で、とりあえず当面は行かざるを得ないいうふうには思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  気持ちはようわかるんですけど、そういう気持ちで、ただただ行かれてね、やりたいのわかるとそれいっしょですねん。ただ思いながら、来年の3月越して、4月になって、オープニングして、お客さんが来て、やっぱりにおいがあったわなと。でなったら困るのはやっぱり行政もやし、僕らもそうやと思うんですよね。せっかく11億円かけても、13億近い金を使おうとしているみたいですが、そういう考え方、道の駅をたかがね、そのようなちゃんと頑張れれば、抜本的対策すればいけることを頑張るという言葉だけでね、やられて先延ばししてて、その結果として、そういうにおいがやはり道の駅の大きな、ならない、原因になるとしたらね、お互いに不幸やと思うんですよね。  先ほど、担当課長もいろいろ村長と言い分が違うと言われてますからね、後から聞きたいんですが、ただね、本当に時間がないと僕は思うんですよ。その道の駅で、僕ら30年我慢しとんねんから、もっと我慢しますわ、一、二年はまだ。そう言えばやっぱり抜本的対策をしてね、やっぱり気持ちのいい道の駅の会議をしたいと思うんですけど、再度質問します。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  議員が心配されてる以上に、私の心は痛んでましてですね、オープンを迎えるの中で知事以下オープンのときに来ていただく計画も今しております。そんな中で、たまたまそういうにおいがしてきたらどうなんだろうということで、非常に心配をしてます。  ですから、口先だけじゃなくというけども、じゃあ具体的に何をどうしたらええのか、策があったらお聞きしたいですけども、とにかく私も全力で今取り組んでおりましてですね、こんだけやるからって掴み金何億も持っていってぽんと置いて、これでどやってなことはね、できませんやん、実際的には。そんなもんと違いますでしょ。  ですから、地道にいろんな角度から交渉を進めております。それは、まだその話で妥協できてませんから、言えませんけれども、前も言いましたようにやめて道の駅で肉屋さんして、子供も連れて帰ってきて、そこで店したら生活できるんちゃうかと、それぐらい売れるちゃうかっていう話もね、しているんですけども、なかなかそこに至ってないのが現状なんです。  ですから、そういうこと含めて、今いろんな話をやっておりますので、3月をめどにですね、全身全霊を傾けて、取り組んでいくということを約束をさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  担当課長、後からゆっくり聞きますんで結構です。  その気持ちをね、やっぱり大事にしていただいてね、やっぱりほんまに早くやってくださいよ。そんなもん、ほんまに僕は心配してますわ。僕だけじゃなくて、村民全員が、今まで何度も言いますけど、ニュータウンだけの問題じゃないということをね、口酸っぱく言いたいんで、再度、村長のほんまに気持ちだけでね、もっと前に進むんじゃないかなと思っているんですね。建前だけじゃなくて。そういうことで、ぜひとも3月までに抜本的対策も含めてですね、やっていただくことをお願いしまして、次にいきたいと思っております。  定住自立圏の内容ですが、ホームページに記載されているということで、言われているんですけど、僕見た時点ではまだ村のホームページには出てなかったんでね、もし今載っているなら、ちょっと見ていきたいなと思います。
     ちょっときょうの傍聴者もですね、来られてますんで、時間もないんですが、ちょっと定住自立圏のね、内容でいろいろいいこともたくさん書かれてますけどね、それは内容は別にして、決まっていることは、共生ビジョンは伊賀と村とやってますけど、その共生懇談会の中にね、14名の方がいらっしゃるんですが、このうちにですね、人口が違うと言われたらそれまでですけれども、10名は全て伊賀市なんですね。4名に笠置から2名、村から2名と、先ほど言われました安場さんと大仲さんが参加されてると、それはいいんです。  ただね、共生ビジョンの中である程度の方向が出るんですよ。部会とかね、協議会の中、出されますけど、基本的には共生懇談会の中でね、方針を出されるんですよ。そのうちのね、要するに全てのやる項目はね、約11項目ありますわ、それは医療なり、教育なりいうのは、生活ビジョンとか、ネットワークとか、しかしね、伊賀の場合は全ての担当、専門職はね、ついているんですそういうの。しかし、村はね、先ほど2名の方、安場さんと大仲さん、この人たちはね、ネットワークとかね、そこまでわかるかということなんですよ。  先ほど、こういう内容でね2名で対応できないと僕は思ってますねんね。その対応できないところをどこで補うんかね、ちょっと質問したいんですが、ちょっと時間ありません、短く。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  基本的に、懇談会で決めるんじゃなくて、担当者会、要するに村の担当と、伊賀市の担当者でこういう問題について、こういうふうにしましょうという原案をつくります。それを懇談会に提案して、こういう内容でいいですかという話になるんですが、要するに今幹事会と言われる事務方で大体合意できるものを整理して今やってますんで、担当課と今詰めてます。その中で一定の分ができ上がってくる。それを第2回目の懇談会で提案して、それで本当にいいかどうかということを形をやります。  伊賀市は数多いって言いますけども、村から2人ずつ、でも振興局からも行ってくれてます。三重県の伊賀事務所からも1人、中立な立場で後見人として来てます。うちも振興局から副局長がここに参加をしておってですね、村が言い含めるとか、そういう問題じゃなくてね、数で決めるんじゃなくて、本当にそういうことを決めていいのかどうかというやつを懇談会で決定していくんですから、それまでにこの幹事会で練ってつくっておりますんで、そんなに心配は要らない。ウイン・ウインと言ってますように、お互いウイン・ウインな形でできるものにのみやっていこうということでございます。  ですが、これで決まったからというて、それがそのまま進むんじゃなくて、やっぱりそれがほんまにいいかどうかということも、皆さんにもお知らせしてまいりますんで、議員大分こう心配をされていてね、一方的に押し切られるんちゃうかという心配があろうかと思いますが、メリットの、メリットというんか、お互いの費用や負担がぎょうさんせんなんとか、一方的にうちが損するというふうな問題はそれは入っていかないということになりますんで、お互いメリットのある分についてはやっていこうということであるんで。今この計画書の全部をやるんじゃなくて、とりあえず来年の2月、7月の懇談会には何件か、そのうちできるとこからつくるので、ほんの3件か、2件かそれぐらいからスタートするというふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  ウイン・ウインという言葉でされたけど、やはり利害関係は絶対おのずと出てくるはずなんですよね。そこまで言うんやったらほんまいいんですけど、やはり伊賀市にはいいものと、伊賀市はいいけど、村はあかんと、絶対利害関係出てくるはずなんです。先ほど、懇談会では形だけやでということも言われた、そんなことじゃないと僕は思うんですよ。  だから、懇談会でやはりある程度、そのための道筋決まってるんですからね、やっぱり懇談会の中でこうこうすると決まってるんですから、幾ら、この部局とかで決めたからって、懇談会の中で決められるのは事実なんですよ。  そういうことで、やはりもっと専門的にわかる方も含めてですね、先ほど言いましたように2人もすばらしい方やと思うんですが、いろんな違う分野の方もですね、どっかでやっぱり意見を入れるような形での村でのそういう定住自立圏に対しての方向づけをですね、お願いして質問を終わりたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  齋藤和憲議員の一般質問は終わりました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  ただいまから暫時休憩します。40分からスタートします。              (休憩14:26〜14:39) ○議長(廣尾正男君)  休憩前に引き続き会議を再開します。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  続いて、4番議員鈴木かほる議員の一般質問を許します。  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  4番議員鈴木かほるです。議長の許可を得ましたので、通告書に基づき質問します。  質問は大きく3点あります。  まず1点目、介護施設計画と介護施設の建設についてです。  お年よりの安心の村、それから介護若者の介護離職などを避けるために、ぜひ改訂介護保険法による要支援サービスの見直しに当たって、総合事業への移行に伴う計画の進捗状況を問いたいと思います。  また、村の高齢者施設、施設建設について問いたいと思います。  1、現在この新しい新総合事業についてどのような組織で計画を進めていますか。  2、その計画によって、利用者へのサービス、利用料、事業所への事業費、介護者の報酬などは現行どおりできる計画になっていますか。  3、窓口でのチェックリストの話も聞きますが、村ではチェックリストはどのように利用するのですか。  4番、認知症やひとり暮らしの高齢者がこれからふえていきます。村はどのような対応を考えていますか。  5番、特養の建設を約束していますが、平成29年度がタイムリミットです。めどは立ちましたか。  2点目、村内の公共交通、コミバスについてです。  ほかの議員からも出ていましたが、通学バスの活用、それから交通弱者、子供たちやお年寄りの足としてのコミバスを便利にするために、生活を豊かにするために、提案し、問いたいと思います。  1、小学校、中学校の通学バスの朝の通学時、一般村民を乗せられないか。今高尾法方面からは、コミバスとして中学生が一般の人と一緒に乗ってきていますが、そのほかはスクールバスとして、一般の人たちは乗れない状態になっています。  2番目、通学バスを昼間コミバスとして村民に使えないか。現行では、村でコミバスが走っているのは、水曜日の1回だけとなっています。この昼間の時間帯のバスを村民の足として使うことはできないかということです。  3番目、現在コミバスの運行計画の変更の見直しの会議が開かれ、担当課では検討中だと思います。その進捗状況はどうなっていますか。これについては、コミバスについての要望もたくさん出しましたし、その会議のときはちょうど私は熊本のほうへ議員研修で行っている日でしたので、事前に要望だけ、意見だけ出しておきましたが、どうなっているか聞きたいと思います。  3番目、各地区からの要望です。毎年各地域から要望が出されていますが、その要望について、どのように実現されているか問いたいと思います。  まず、昨年の要望、昨年ということは今年度、昨年出されて今年度にかけてですね、それの内容と実際の実現の割合はどうなっているか。  それから、今11月をめどに来年度に向けての新しい要望も出ていると思いますが、それについての予算化の見通しはあるかどうかということです。  以上、3点をお聞きしたいと思います。あとの質問は自分の席で続けます。 ○議長(廣尾正男君)  鈴木かほる議員の発言の制限時間は、15時24分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、鈴木議員の質問にお答えをしたいと思います。  まず1点目、介護施設計画と介護施設の建設ということで、5点をいただきましたので、順次お答えをしたいというふうに思います。  来年度から始まります新しい総合事業に係る村内のサービス事業者といたしましては、南山城村社会福祉協議会が中心となるものと考えております。  現在、村事業への移行となる要支援者の通所サービスと訪問型サービスに係るサービス内容や利用料などについて、検討をしているところであり、内容につきましては全体がまとまり次第お示しをさせていただきたいと存じますので、御理解のほどよろしくお願いを申し上げます。  新しい総合事業のサービスの利用に際しましては、まずは地域包括支援センターで御相談をいただき、利用者の状況によって従来の要介護、要支援、認定の手続や新しく導入する基本チェックリストによる判定を行い、介護予防、生活支援サービス事業や一般介護予防事業への中から、利用者に最適なサービスを決めていくことになります。  認知症の方やひとり暮らしの高齢者の対応につきましては、現在、地域包括支援センターにおきまして、医療機関や民生児童委員、サービス事業所などと連携し、地域内の実態把握に努め、一人一人の状況に合った的確な支援が行えるよう地域ケア会議等で個々のケースに応じた対応をしているところでございます。  今後さらに、住民の認知症に対する理解の促進を初め、認知症が疑われる人や認知症の人を早期に発見し、家族支援など初期の支援を包括的に、また集中的に行い、自立生活のサポートをしていくため、医師や看護師、社会福祉士で構成する認知症初期集中支援チームの設置に向けて検討を進めているところであります。  高齢者の福祉施設整備につきましては、平成27年3月に策定いたしました南山城村第7次高齢者福祉計画、第6期介護保険事業計画の中で、今後の高齢化の進展や要介護認定者の増加に備え、特別養護老人ホームやケアハウスなどの介護施設・高齢者福祉施設の整備について検討するとしているところであります。  南山城村にとってどのようなサービスが必要なのか、施設用地の検討とあわせ、事業運営主体である社会福祉法人等の施設の事業者の動向や、入所希望者の推移、介護保険事業財政などの情勢を踏まえた総合的な検討を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。  次に、村の公共交通、コミバスの件でございますが、小学校、中学校の通学バスに一般住民乗れないのかということ。あるいは通学バスを昼間コミバスとして利用できないのか。コミバスの運行計画変更の進捗状況はどうなっているかということでございます。  1点目の小中学校の通学バスが通学時に一般住民を乗せられないのかという点でございますが、村といたしましては連合教育委員会と協議をして決める内容となります。もちろんそういった自由な乗降ができるのが理想ですが、通学バスは国からの補助金をいただいている関係もあり、現状では厳しいものと考えております。通学バスは朝の一定時間に学校に向けて運行であり、村民の皆様の有意義なものになるとは考えてはおりません。  また、学校の休校日等によって走らない日も想定されますので、現段階では有効な手段としては考えておりません。  2つ目の通学バスの昼間のバスの関係でございますが、現状では通学バスの運転手とコミュニティバスの運転手は契約形態が違っております。学校は緊急時の下校に備えてバスを配備する必要がございますので、厳しいものと聞いております。  次に、3点目でございますが、コミバスの運行上の計画の状況でございます。村内では道の駅と月ケ瀬口間を数多く走れるように検討しております。ただし、平成19年4月から一定の増便を行い、利用者数の需要等を調査した上で、平成30年度には、便数や運行経路の見直しをかける予定としております。  村民の皆様に多く利用していただけるよう工夫してまいりたいというふうに考えております。また、早朝や夜間帯について住民の皆様からの声を聞きながら、お聞きして試験的に便数の多いバス運行を行い、利用者のニーズに沿った運行に努めさせていただき、2月ごろをめどに周知、広報していく予定でございます。  次に、3番目の各地区からの要望ということで、昨年度の要望の内容の実現の割合はどうなのかという問題。  2つ目には、来年に向けて予算の予算化の見通しはあるのかという問題でございます。お答えします。  自治会、各区長さんからの要望事項では、道路施設、河川、水路施設の整備要望が主なもので、各地区集会施設の修理を初め、設備機器の新設・修繕の要望、環境対策などが主なものであります。また、緊急な対応を優先して、実施しているところであります。事業課での設計事務から事業予算化には複数年にわたる事業もあり、早期実現が厳しい施設もあります。  昨年度の要望は、157件中27軒を年度内、予算の範囲内で執行をいたしているところでございます。  2つ目の内容でございます。4月22日の区長自治会長会で、要望事項の提出期限を11月30日までとし、平成29年度事業として予算の編成を行う事務手続を実施しております。提出事項は各課で採択を検討し、次年度予算に計上しております。二役の最終予算ヒアリングを受けて、事業予算を議会に上程させていただく予定になっているものでございます。  以上、鈴木議員の答弁とさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  まず、2番目ですね、まだ全体的にまとまっていないということなんですが、新しい新総合事業を見ていますと、従来型とか、それから緩和型とか、それからボランティア利用型とかいろいろタイプがあるみたいなんですが、村としては今どの方向でまとめようとしているんでしょうか。できたら一番詳しい方にその話を聞かせていただきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  私は、そういう内容については詳しくは存じませんので、保健福祉課長から答弁をさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(山本雅史君)  ただいま検討してますのにつきましては、訪問型サービスで、従来型の身体介護を含む生活援助というのもございますし、訪問型サービスA、緩和した基準によるサービス、これは生活援助のみというもの、これを事業者指定していくと。あと生活援助のみに対しての住民主体による支援というのがサービスBというのがございますけれども、これについても検討の範囲に上げまして、今後対象となるサービス提供者に対して説明なり折衝を進めていこうというふうには考えております。これは訪問型サービスですね。  そして、通所型サービスにつきましても現状通所介護というのがございますけれども、それとあわせて多様なサービスいうことで、通所型サービスAということで、ミニデイサービス等が緩和した基準により行うサービスなんですけれども、そうしたものを事業者指定になるわけなんですけれども、そういった通所型サービスAという部門、それからあと住民主体による支援ということで、自主的な通いの場になるようなもの、こういったものが取り組めないかということで、通所型サービスBという分野になろうかと思うんですけども、この辺を視野に今調整を行っているというところでございますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  本当にこの介護の問題については、難しくて4月以来、何かちょっとわかってきたなと思ったらもう新しい次の問題が出てきているという状態でね、理解がなかなか追いつけないんですが、今聞かせてもらったところによりますと、いわゆるA型というのは緩和した基準でのサービスになりますね。このときにね、じゃあ利用者はおんなじように、今までとおんなじようなサービスを受けることができるのかという問題と、それからもう1つ逆の立場からいくと、いわゆる事業者のほうがね、介護をする人のほうですね、事業所で働く人たちの報酬の基準です。  一般的に聞いているのはこのA型を利用すると、報酬基準がもう70%、80%、ひどいとこでは50%ぐらいまでに下がるという話も聞いているんです。村としては、利用者たちのほうを守ること、それから事業所の働く人、事業所そのものが存続できること、両方やっていかなきゃいけないと思うんですが、その辺はどう考えておられますか。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(山本雅史君)  まず1点目の従来と同じサービスが受けられるかどうかということにつきましては、それは受けられるということです。選択肢がふえるということでございまして、先ほどの訪問型サービスAとかいう話で、サービスの選択肢がふえるというふうに御理解願えたらと思います。  サービス提供者に対しての単価の問題についてもまだ決定はしておりませんけれども、従来は身体介護も含めてのそういう専門的な専門性の伴うサービスでございますので、今後はそういう生活支援系が主体になるということは、おのずと単価も見直さなければならない、いわゆる単価の下げということにつながるのかわかりませんけれども、生活支援というのは通常のごみ出しですとか、それから掃除、そういったものに限るサービスになってこようと思いますので、そういったことでやっぱり単価差は生じてくるものでございますので、その辺はサービス提供者と今後調整をしていくということになろうかと存じます。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  ということは、例えば今は社協がやってくれてるんですけど、社協の職員さんでね、同じ訪問のサービスをしてもいわゆる身体介護のサービスをしたのか、それとも生活支援、今ヘルパーさんで料理をしたりとか、掃除をしたりとか、要支援の方たちはそういう利用をされているんですけど、そういう方たちに対してのサービスをしに行ったら、同じ事業所で、同じ時間使って働いても、身体介護のほうした人は従来どおり金出るけども、そうじゃない人には給料が下がるということですか。
    ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(山本雅史君)  それは事業所の考えになるかもわかりませんけれども、基準といいましょうかサービス提供単価というのは示しますが、それを事業所で従事者に支払う問題とはまた別の問題になろうかなというふうに考えます。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  済みません、事業所、事業所と言いますけど、もうほとんど村からのお金で介護関係のことをやっているわけでしょ、介護保険の関係のね。それなのに事業所が勝手に決めることやというのは余りにも無責任やと思うです。事業所そのものの経営が成り立つかという心配もしますし、それから、もしそこで働く人に不利益が起こるのであれば、やっぱり村として、きちっとそれについては、一般会計というか、どこから出すんか知りませんけども、支援するということは約束していただきたいと思うんですが、どうですか。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(山本雅史君)  はい、おっしゃるとおりでございまして、主要な事業所は今社協しかございません。それで、社協が経営不振に落ちることなり、それと、こういうサービスを受託いただけないというようなことがあっては困りますので、そういった手当等については考えていく必要があるというふうに考えます。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  それから、済みません、認定される人、窓口へ来る人のことなんですが、さっきチェックリストのことを言いました。このチェックリストというのが新しい制度では国の指導とか、府の指導とかでは、窓口でそれぞれにチェックしてもらって、ここにチェックリストありますけどコピーしたのが、チェックしてもらってね、それで窓口のところで、あなたは該当しないわというて返してしまうこともあるというふうな話も聞くんです。村ではどうするんですかと思うんですけど、このチェックリスト扱いについてはどうなんですか。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(山本雅史君)  基本チェックリストによるチェックは、まず市町村、今回ですと地域包括支援センターで御相談をいただいた上で、その利用者様の状態によって、要介護認定が必要であればそのルートに進みますし、認定までは必要ないという場合についてはチェックリストでチェックを行うと、チェックリストといいますのは7項目、25の質問によるもので生活全般から運動の機能ですとか、そういったものを、はい、いいえというような質問事項で判定をしていくということになります。基本リストで、基本チェックリストで生活機能の低下が見られるということになりますと、先ほどの介護予防生活支援サービス事業の訪問型サービスでありますとか、通所型サービスをケアをマネジメントしていくいうことになります。  基本チェックリストで自立した生活が送れるのであれば今までの一般介護予防事業、予防教室ですとか、そういったもので利用できるサービスになろうかと思いますので、その窓口でチェックリストを使わずに該当ないですよというようなことのニュアンスはちょっとないとは思うんですけれども、最低限、その一般介護予防事業をお勧めすることになろうかと思うんですけれども、そういうことで今までの要介護、要支援の認定の手続とあわせて基本チェックリストによる判定を行っていくことになるということでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  ということは、村では一応チェックリストはあるけれども、きちんと今までの手続にのっとって判定はするということですか。参考には使うけれども、判定はやっぱり直接ケアマネさんとか、手順ありますよね、そういうのをちゃんとやるということですね。窓口の何にも知らない、何にも知らないいうたら失礼ですけども、例えば役場の窓口いって、その窓口でチェックだけして、はいさよならということは絶対にしないと、誰か責任ある人がその人に面接して、話を聞いてやるということですね。というふうに理解していいですか。はい、わかりました。  それでね、もしこのチェックリストの問題点1つは今あれですけども、これいわゆるチェックリストだけで、いわゆる判定しないという、しないけども地域支援事業は利用できますよというふうなことになってしまったら、結局この人は介護保険に対する権利はないわけですね。認定されて初めて介護保険を利用する権利ができるんであって、権利はないわけですね。だから、そこら辺はきちんと対応していただきたいと思います。  そうしないとただ、ごめん、言い方が悪かったかな、ただ、要支援のあなたはヘルパーさんに生活支援に来てもらってください、それから、通所のデイに来てくださいというだけの地域支援事業ですよということで、それだけでやった場合はもしもその人がもうちょっと重度になったときには、もう一遍、手続をし直さなあかんという事態になるわけですね。  だから、やっぱり受け付けたときにきちんと受けとめてほしいなと思うんです。受けとめた結果が今言うてる地域支援事業型になるかどうかは別にして、受け付けだけはきちっとやってほしいと思います。  それから、もう1つ、先ほどから通所型のところの話もちょっとした、前に戻るんですけども、やっぱり認知症の方たちが出てくる、多くなってくる、ひとり暮らしの人も多くなってくるという中で、認知症の初期というのはとても判定が難しいと思うんです。認知症用の専用の施設、何か今度の条例改正の中にも出てきてましたけども、そういう施設をやる人は3年以上の経験がある人じゃないといけないと言われているぐらい、だから、近所の人はね、ちょっと親切でおうちのごみ出しに行ってるぐらいでね、対応はできないと思うんです。だから、その辺きちんと専門家の目を通すということをしてほしいと思います。いいでしょうか。  それから次、今この村の中で一番困っておられる方は、施設介護に入る前の段階ですね、今までもずっと何回も私言ってますけども、施設介護に入る前の段階の方、昼間はデイに行っているけれども、夜間は対応するあれがないとかね、それから緊急に家族が何かなったときに、ちょっと預けられるとこがないとか、そういう本当にはざまの、だからデイサービスに行って、元気に帰ってきて暮らせる人と、それから施設介護にきちっとなる人のそのはざまの人たちをね、どうケアするかというのはやっぱりこれ村しかできないことやと思うんです。  これにふさわしい施設というのは一体何なのか、どういう施設や、それからどういう組織をつくっていったらいいのかというのは、検討されていると思うんですけれども、その辺で何か考えておられることありましたらお願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  今一番、特養があって、特養へ入る人はそれでいいんですが、特養入らないで元気やけどもうち一人で帰って寝るの寂しいとか、ちょっと泊れたり、あるいはまたみんなで話してわいわいと過ごしたいというような人の行き場所がないんですね。それがその施設して、どういう施設がええのかということはこれから話はしていくんですが、そういう意味で前々から言うてるように、私もその特養ができたら全て解決するというんじゃなくて、特養は施設があるんで入れたら、今あいてるとこも大分できてきてるし、木津川市も大きなんできるという計画がありますんでね、これの心配はないというふうに思ってます。  ただ、村の人が今聞いてるのは、ひとりぼっちやともう3日間何もしゃべってないというふうな人がしゃべる場所が欲しい。みんなと飯食うとこが欲しい、あるいはまた、ちょっと風邪ぎみできょうは1人で寝るのかなわんというふうなときに、そういう夜も泊まれて見てもらえるようなとこがあったらいいのになという要求は大分、私のほうも聞いておりますんでですね。  その辺を村がどういう施設であればそれをカバーできるのかというのをこれから検討してるところで、そういうことがあって村独自で何かいいとこないかって調べたら泰阜村にいいとこあるよという話で、視察に行政が行くということになってた。  それを議会のほうに申し上げたところ議員さんも一緒に勉強に行きたいということで、一緒に行っていただいて、それがいいか、悪いかは別として、そういう施設をつくっているとこもあったわけなんです。  それを、まねするんじゃなくて、村のあったものは何がほんなら一番ええのかというやつをこれから総務厚生常任委員会も含めてね、議論していこうという段階になっておりましてですね、やっとそういうことで、本当に村のいいものを一歩前へ進んでつくろかなという機運ができてきたのかなというふうに思ってましてですね、これは私の思いでじゃなくて、そういう社協なり、要するに介護士なり、福祉士なり、あるいはそういう専門的に携わっているような人ら意見も聞きながらですね、今、村がどうすることが一番ええんかというやつをまとめていって、この施設を最終的につくっていきたいなというふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  時間がないので、聞いてることはもう聞かないで言いますが、聞くところによると29年度の4月から順次期限が来た人を切りかえていくと、29年度中には新しい総合事業に切りかえていくというふうに聞いてますが、それでよろしいですか。一斉に切りかえじゃなくてね。  それについてね、やっぱり今この介護制度、本当にややこしいし、新聞にはいろんな国保のことも含めて、いろんなことが次々載ってます。一般の人たちというか、私らでもどうなるか、わけわからないという世界なので、やっぱり29年度からこんなふうになりますよというね、文書をきちっとつくって、誰がみてもわかるようなのをつくって、村民の皆さんに説明するというか、該当の人が切りかわりのときに来たからそのときに説明するんじゃなくて、もうちょっと皆さんに周知する方法を考えてほしいなと思います。  調べていたら、ほかの自治体ではね、そういうことやっておられるところがあります。だからぜひ研究して4月までにはね、それしていただきたいと思います。  お金との関係で、物事決めるじゃなくて、やっぱり利用者のニーズに応じて、そのニーズが満たせるようにどうするかと、その必要とあらば村からもお金を出しましょうというね、覚悟をしてほしいと思うんです。  今言うてる要支援の1、2の方の、特に今言われている部分については、3%以内ですよね、全部の介護保険の中のごく一部、金額にしたら少ないと思うんで、ぜひその辺はね、村として考えてほしいと思います。  じゃあ次にいきたいと思います。済みません、時間もなくなってきましたので次は何でしたっけコミバス、コミバスです。教育委員会のほうにもいいに行きました。教育委員会のほうもね、学校のバスについては、スクールバスについては、国からの補助があったりして、その辺の問題はあるんだけれども、けれどもこれはどうするかって決めるのは村のことですという返事でした。  だから、村のほうでどうしたいという方針を出して、やっぱり朝、大体定時にくるんですからね、だから、そんな学校が休みの日なんていうのは例外的な日ぐらいやから、その時間に乗れる人、人数調べてみました。高尾、田山から28人です。それから、大河原コース、これ本郷大河原コース、奥田、本郷、南大河原の子供たちで12人です。それから、野殿童仙房で11人です。  だから、十分ね、村の人がちょっと朝行きたいんやけどって、もうあのバスだけは定時にきちっと動きますからね、行きたいんやけどちょっと乗せてんかというのを許してほしいなと思うんです。  それから、昼間のバスとして使うという、この雇用形態が違うということですが、村の小学校の場合は3人のうちの1人は常勤になっています。それは緊急の場合にという意味なんだと思うんですけども、だからやっぱりバスはでも昼間はあいてるわけで、だから緊急の場合用に残しとくバスはもちろん必要ですが、昼間にね、使えたら今言うてるように、水曜日に1回というんじゃなくてね、今もっと回数ふやして、もっとコースも考えてくださっていると思うんですけども、何とかならないかなと思うんで、ぜひ検討の中に頭に置いといていただきたいと思います。  それから、3つ目です。これ一番大きな問題で、村長さんのお答えでは本当に実現された割合が157分の27低いですよね。私らでも自分の地域で聞いてましたら、区長さんから報告があって、1つだけ何とかなりましたわという場合もあるし、全部だめでしたわという年もあるという状態なんです。  やっぱりね、一番身近なところでの、本当に地べたをはうというか、要望はこの中にあると思うんですよ。ここを見ないでね、村政して何になるんやと、だからやっぱり村長さんの姿勢をやっぱり問いたいと思うんです。それこそ言うたらなんですけども、道の駅にあんだけ使う元気があるんやったら、もっと何で村の人の小さい小さいね、ちまたのね、しかもその中には避難所になる場所やのにどうなっとるやとかね、もう本当に切実な要求ばかりですよ。  だから、それをね、ぜひ実現するために頑張ってほしいと思うんです。村長さんどうですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  まず、バスの問題ですよね。教育委員会は村の姿勢ですよって、そら村は、教育委員会はそういうと思う。だから、補助金を返して村独自で運行したら、一般も乗れるし、子供も乗せますよね。村にそんだけの腹あるかということを言うてるんですよね。果たしてそれをやっていいのかどうかという問題もあってですね、この件については検討するということはできないという答えになるかもわかりませんけども、多分難しい問題になるんかなというふうには思います。  別途、やはりコミバスという形でですね、買っていく、大きなバスやなくて、人数に応じたバスを運行するということは大事かなと。今田山、高尾間の2便目なんですが、高尾から2便目、8時6分に着くんですが、月ケ瀬口の駅に着くんですが、1人しか乗ってこない。1便目はね、かなり十数人乗っておりましたけどもね、そういう状況に今現状はなってます。  そこにね、果たしてそんな大きなバスが要るんかという問題もありますし、学校のバスを使ったらいいじゃないか、あいてるじゃないかといいますけども、学校というのは広域連合に権限を全部渡して、あとで運営して、補助金もらってやっているわけですよね、行政と1つになるということはなかなか難しい。  だから、やるとすれば補助金返して村のバスですよ、自由に乗せさせてくださいという決断をしたら、乗れるということになります。  ですから、これについては、そこまでやるかということになりますんで、それよりも小さいバスで時間に合うようなことを8人乗りなり、10人乗りのような小さいのを小まめに運行できるような体制が必要になってくるんかなというふうには思います  それから、昼間の時間の問題もおんなじなんです。教育委員会に任せちゃってるわけやから、学校が必要なときに使いたいわけやから、それを村が勝手に使てもうてたら困るというのは基本的なスタンスじゃないかなと。急に熱が出て、全員これは自宅に返さないかんという問題、あるいはまた、台風が急に接近してきて返さないかんいうような場合には、待機している人がすぐ動けるという態勢をつくっとかないかんのに、村のバスで高尾いちゃってるよという話になると困りますんで、その辺もなかなか難しい問題ではないかなというふうには思います。これについては、スクールバスをどうこうというよりも、交通網の形態について再度検討を加えていくというふうに思ってます。  それから、3番目の各地区からの要望は、これは基本やと言われておりますし、それはよく存じております。道の駅というのは1つの事業を立てまして、大きな計画のもと5年間準備をして、補助金をもらい辺地債を使い、国交省の重点道の駅の認定も受けて進んできたもんですから、その十数億がほかのとこへ使たらええやないかという問題とはちょっと議員の意識ちょっと変えていただきたいないうふうに思います。ただ、地元の要望をこれ全部あわせたらどれぐらいになるのかという話と比較する問題ではないというふうに思ってます。  ですから、これは補助金がつきませんのですね。ほとんど単費でやらなきゃいけないような仕事になります。府からの要望についてはですね。水路とか、道路とかいうようなものは国の社会資本整備なり、いろいろの整備の補助金を使いながらやっているわけでございますけれども、その中で地元からの要望というのは大体集落、何組何組辺からまとめて、これ今度してもらおうよって出ますよね、それを区長さんがまとめて一遍にくるんですよ。やってほしいのはわかりますけども、果たしてじゃあ違う地域のこの問題とこの問題と比べたらどっちが先やらんなんかという問題はその地域では対比してないですよね、要求だけですから。だから、それを村で一定の整理をしまして、優先順位をつけてですね、ことしの一般的な財源を使ってやる事業については、これぐらいですよと予算化しておりまして、それの予算をうまく使いながら順次急ぐところからやっていくというのは原点になっております。  その道の駅と対比されるのは、非常にこれ心外であります。それをこっち回すというような問題ではないというふうに思います。  先の選挙に道の駅でそんだけ使うぐらいなら、特養建てたらいいやないかという選挙をやりましたですね、道の駅の予算が特養に使えませんよね。議員さんもそのことよく御存じだと思いますけど。  ですから、こっちに予算があるやないか、こんだけ使うぐらいならここへ使えというのは、それはちょっと議員としての認識が甘いというか、考え方を変えてほしいというふうに思います。  これはこれとして精いっぱい努力をさせていただいてですね、住民からの要望を優先課題をつけて精いっぱい早くできるように取り組んでいきたいいうふうに思っておりますので、御理解をいただきたい。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  済みません、ちょっと私の言い方も悪かったか、誤解されたと思うんですが、道の駅の予算ここへ使えという意味じゃなくて、その元気で頑張ってほしいと、道の駅をつくったようなあの元気で頑張ってほしいという意味です。  個々の地域から出てることについて、一つ一つ言いたくて言ってるんじゃないんですが、実は、私たちもこの間、対府交渉行ってきました宇治の振興局へ、その中でね、具体的にいうたらそこのことだけを言うてるように聞こえるからいいませんが、府からのあれでね、村からの交付金申請があればやる用意はありますとか、それから、道を広げるときに一緒に水路も考えてますとかね、それから、山の崩れているところは村が村道補修するときにやればそのときに府はやりますとかね、それから、そういう回答がずっと聞いた中で出てきたんです。  だから、村としてね、ここをやりたいと、そのために府も補助を出せよと、国も出せよというね、それをやっぱりやってしっかりお金とってくるというか、ある中でパイをどう分けるかの話じゃなくて、積極的にね、皆さんの要望でこれは府に言うて実現できることやって、やらなあかんことやというね、そこをきちっと村長さんに頑張ってほしいということで、もう時間ですね、終わります。 ○議長(廣尾正男君)  鈴木かほる議員の一般質問は終わりました。  続いて、7番議員梅本章一議員の一般質問を許します。  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  7番議員の梅本章一でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告書に基づきまして一般質問させていただきます。  まず、村の高度情報ネットワークの今後ということで。  1、村の光回線の民営化を訴えをさせていただいておりましたが、その後どうなっておりますのか。  2番、道の駅の注文にタブレットの回線、タブレットを使用し注文するようなテレビにも出ておりました。回線などはどうなるのかの、それから、その利用者負担はどうなるのかというてんであります。  それから、村の高齢者施設めどの状況ということで、現在、村に来る医療法人は難しい状況とお聞きをしております。第2候補地としてですね、示しをいただきましたが、その後の考えはということであります。  それから、村でも婚活するべきではないかということで、隣の笠置町では11月の27日に料亭で男女の出会いの場所を設け、カップルが誕生したと聞いております。また、木津川市でも12月11日に開催される予定となっております。  若者定住整備も含め、空き家バンクと連携も図りながら、村にあります恋志谷神社などとも含めて観光PRできるものではないかというふうに思います。  それから、水道未給水地域の今後の考えということで、6月議会で訴えをさせていただきました浄水器のカートリッジの補助ということで、言わせていただきましたが、個人のものなのでできないという返答でありましたが、未給水地域の今後の対策の考えということで、以上の4点をお聞きいたしたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  梅本章一議員の発言の制限時間は、16時09分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、梅本議員から4点の質問をいただきましたのでお答えをさせていただきたいと思います。  まず、1点目、高度情報ネットワークの今後ということで、村の光回線の民営化についてでございますが、現在民間サービスの導入に向けて、複数の事業者と協議をしているところでございます。  高度情報ネットワーク事業は、供用開始から10年が経過し、光回線を利用した民間の各種のサービスと比べ、特に情報通信の分野においてはサービス内容におくれが生じていることは認識をしているところでございます。  これまで、採算がとれないという理由で、民間業者の参入が困難でありましたが、新しい方法といたしまして、村が事業者に負担金を支払い参入してもらうという方法を検討しております。  今現在、業者と協議中でございますんで、できるだけ早い時期に結論を出して議会のほうにも説明をさせていただきたいというふうに思っております。  次に、高度情報ネットワークのうちの道の駅注文タブレットの回線などの利用者負担はどうなるのかという問題でございます。お答えします。  現在、平成27年度に株式会社南山城が株式会社エルブズという会社と委託先として商店街ICT受発注宅配システム設計事業を実施をいたしております。本年度は、実用化を目指して、京都府の商店群活性化事業補助金を活用して施設整備を行っているところであります。
     8月と11月に実証実験を行い、システム開発を進めているところであります。  本村におきまして、道の駅が担う買い物弱者対策として、商品の宅配業務を考えておりますが、それをサポートするものとして有効なものとなり、また、汎用性の高いシステムのため、交通対策や包括支援事業にも活用できるシステムだと考えております。  しかし、現在、システムは開発途上にあります。高齢者福祉施策にどんな利用ができ効果があるのか、また、そのシステム活用に要する費用が不明確な状況であり、それが明確になった段階で費用対効果について検証し、その結果を踏まえて、利用の方法、範囲、タブレット回線の利用負担をどうするのかも含めて検討をしてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいいうふうに思います。  3点目の村の高齢者施設のめどは立ったのかという問題でございます。  高齢者の福祉施設につきましては、今後も引き続き、南山城村にとってどのようなサービスが必要なのか、施設用地の検討とあわせて事業運営主体である社会福祉法人等の施設事業者の動向や、入所希望者の推移、介護保険事業財政などの情勢を踏まえて検討を進めてまいりたいと考えております。  去る10月6日には議会総務厚生常任委員会の皆さんとともに長野県泰阜村の在宅福祉を中心とした高齢者に対する手厚い施策が展開されている事例の視察研修を実施したところでございます。今後も継続して総務厚生常任委員会委員を初め、社会福祉協議会等、福祉関係者の皆様とともにさまざまな角度から総合的な検討を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。  次に、村でも婚活すべきでないかということでございます。お答えします。  少子高齢化に歯どめをかけることが急務な課題でありますので、村といたしましても総合戦略に掲げておりますように体験と出会いの場づくりといたしまして、村民の皆様とともに若い世代の婚活や住宅整備などへの後押しの努力をしてまいりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。  最後に、水道未給水地域の今後の考えはという問題でございます。お答えします。  現在、水道の未給水地域であります野殿地区、童仙房地区におきましては、6月議会でも議員に御説明をしたとおり、平成21年度から23年度までの期間に村民の健康保持の推進に資することを目的に飲料水対策として、浄水器の設置費補助金を交付して補助をしてまいりました。このときには童仙房23件、野殿4件、合計27件の申し込みがあり、補助制度を活用していただいたところでございます。  また、もらい水対策として童仙房生涯学習センターと野殿公民館の公共井戸を開放しているところでございます。  現在、お住まいの方、またこれから村への移住を考えておられる方が生涯この村に住み続けていただくためにも未給水地域の飲料水対策は必要不可欠であると認識はいたしております。  しかし、仮に簡易水道を整備するといったことになったとしますと、平成22年度に試算しました概算事業費で約11億5,000万円が必要であります。ランニングコストにつきましても各家が点在している上に高低差もある地形のため、コスト高になることが予測されます。  こういった点から今すぐ簡易水道を整備することは困難であり、別の対策が必要であると思っているところであります。  対策方法につきましては、現在、現課において検討するよう指示をしておりますが、現時点ではまだお示しできるような具体案はできておりません。引き続き検討を進めてまいりたいと考えておりますので、どうぞ御理解をいただきたいいうふうに思います。  以上で、梅本議員の答弁とさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  それではですね、高度情報ネットワークの民営化ということで、何度か訴えをさせていただいております。先ほど10年ということでありました。平成19年に施設ができたというふうに思っております。昔であればね、10年一昔ということですが、近年はですね、社会情勢もかなり進んできている中でありますので、10年というのはかなり古いという状況であります。  まずですね、今の高度情報ネットワークの機器のですね、まず方針という非常に高額な費用がかかる更新日といいますか、その辺の迫っているようなものがあるのか、ないのか、その辺につきまして1つお聞きをしたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  10年が経過したということであり、悪いところから順次改修を進めております。現在、差し当たって何をどうしなければならないという問題はないんですが、悪なったときに新しく機械を更新をしている、順次更新をしておりまして、現時点では何の支障もない状況であります。  しかしながら、容量の問題とか、速さの問題等の問題は生じていることは認識しておりましてですね、今一般的にこの周辺で見ますと木津川市等が行っているようなサービスよりは少し速度が遅く、容量が少ないいうふうに思います。  これを解消するために、今、民間企業と導入に向けての話し合いをしております。しかしながら、この村が引いた線をそのまま使うということはできませんので、線を全部引きかえをしなければいけないということになります。総事業費が数億円になってきますので、その分を村がどれだけ負担をしなきゃいけないのかという問題の今話をしているところでございましてですね、まだ発表するには至っておりませんけれども、できるだけ早い時期に考えてまとめていきたいと思っているのでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  この光回線を引くときにですね、将来速度を上げる段にはですね、サーバーの方針であるとか、そういうことで対処はできるというふうなことで聞いたんです。そこで、そのサーバーなり、機械のですね、まず、近々更新なり、やりかえというふうについて伺いたかったんですけども、その辺についてはどうでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  ちょっと具体的な件については、総務課長のほうからお答えをさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(山本隆弘君)  村長、申し上げましたとおり、大きな設備機器の更新等はございませんけれども、昨年でいいますと、NTTの駐車場側にシェルターというのがあるんですけれども、そこの機器を少し故障もありましたので更新しています。  大規模に変えなくてはいけないという時期ではありませんけれども、順次老朽化したものについては村長申し上げましたとおり、更新をしていかなければいけないということになります。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  差し当たってサーバーなり交換はないということですね。やはり住民からよく聞きますのが、まず費用をもうちょっと下げられないかという問題。それと、特に最近は込み合ってきているのかですね、遅くなってるという、その大きな2点がありました。  やはり、村は通信業者ではありませんので、やはり通信業者のですね、進みぐあいは本当に早く進んでおります。今の話ではもう新たにまた光を引くということを言われたので、ここで私としては提案としてですね、今、村の光を民間が引き取るのかというふうに理解してたんですが、新たという話ですので、そら当然費用もかかる話になってこようかなと思います。  今、村の光の速度が100メガPPSということですので、今もスマホなど、それからポケットWi−Fiであるとか、電波で最高といいますか、電波でもですね、440メガPPSということで、村の光の4倍、4.4倍ですか、という速さになっておりますのでですね、わざわざもし光を更新ということでなく、新たにまた引くということになりますと、当然費用かかりますので、そこから考えますとですね、電波でいったほうがね、かなり村の負担はないのかなというふうに、今提案はしておきますけども。  それがですね、ことしの3月、3月時点では、村の無線のですね、電波の状況は非常にまだ入って、エリア外だったんですが、4月以降この村もエリアに入ってきましてですね、この無線で高度情報のやりとりができるということが今なってきたわけです。  その辺につきましてもですね、村としても、一定研究をしていただかないとですね、また、高額な費用をですね、村がだすということはちょっとどうなのかなというところでありまして、その辺について、村としてどこまで理解をされているのかお聞きをしたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  後で、総務課長がお答えしますけれども、現在業者との協議の中では光回線を一定業者サイドの光回線の後見人かえないといけないという話を聞いております。今おっしゃるように無線LANで村を全部網羅できるということになれば、線は必要になりませんので、それは非常に興味のある話やなというふうに思います。  私がそこまで認識しておりませんが、事務局サイドでそれだけ調査をしているかもわかりませんから、総務課長のほうからお答えをさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(山本隆弘君)  村の場合は御存じのとおり、映像配信と、それからインターネット通信の両方をネット環境の中で運営しているということになります。通信の部分は先ほど村長も申し上げましたけれども、もう少し民間のサービスについて速度であったり、容量であったり、そういったもののサービス向上を図りたいということで、民間にずっとことし4月からお話を始めております。大きな企業が入ってくるということがなかなか採算ベースでなかったので、その辺のところの技術については調整をさせてただいております。  Wi−Fiにつきましても、今のネット環境で届くところもあるかと思いますけれども、新しく設備機器もありますので、当然村長が考えられてる道の駅なんかにはWi−Fi環境は必要であるなということもおっしゃってますので、そういったものを総合的に整備するんはどういった方法が一番適切かということをずっとこの間、毎月ぐらいそういう業者さんとのお話を進めてまいってます。梅本議員がおっしゃるような技術的な進歩につきましても、検討を加えた上で冒頭に申し上げておりますように、最良の方法をということで手法を考えているということになってます。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  本当に、通信業者は進んでいっておりますので、その辺しっかりとしていかないとですね、通信業者にはもうついていけないというのが現実だと思います。村の場合、テレビがやはり、テレビとインターネットと両方入っているということですので、そうなると今の光をテレビ専用ということもですね、考えられるかなというふうに思いますので、通信につきましてはもう無線でやるというような方法もですね、考えられます。  それと、タブレットの件につきましてもですね、タブレットの機械は別として、これの通信もですね、今フリーSIMといいますか、大手3社の下請の通信業者いうものが出てきておりまして、これは大手よりもかなり格安な費用で通信ができるということで、その通信網はその大手の3社の電波を使うということでありましてですね、例えばタブレットの通信に月ですよ、月数百円、数百円でそういう光にも加入しなくてですね、ネット回線ができるということでありましてですね、例えばそれであれば高齢者の方に持っていただいてもかなり負担は少ないということになります。  そして、以前のようなIP電話で例えば家の方、独居の方の安否確認という部分も使うということで、IPも入ったんですけども、防災無線に変わったという経過もありますので、もうちょっと進めてですね、この注文だけではなく、タブレットで安否確認という部分をですね、できるということが現状は今そこまで進んでいるということの御認識をしていただきたいなと。その辺について、一つお願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(山本隆弘君)  議員おっしゃるようにタブレット端末には、位置情報がありますので電源が入ってる、入ってないも含めてですけれども、安否確認は当然できるものと考えておりますし、そういった話も業者との話の中ではお聞きをしております。注文だけではなく、地域通貨のような形でお金も支払いもできると、現金を持たなくてもそういった生活ができるということなんですけども、大きなところでは大きなインターネット環境は、光ファイバーというのは必要でありますので、それをどう維持していくかというのが今後の課題かなと思います。  テレビについては、無線でアンテナから飛ばすギャップフィラーというような方法があるというのは聞いてますけれども、それも費用対効果でして、総合的に考えていると申し上げているのは、その辺のところの検討をしているということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  それと、タブレットの話になりましたので、今まだ途上という話だったので、来年4月のこの道の駅のオープンとこのタブレットの注文という部分では、現在はできるような状況なのか、それもオープンしてから、しばらくしてからという話なのか、その辺についてはどうでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)  今のところ、タブレットについては開発を進めているところでございまして、その利用が使い勝手のほうはどうなのかというのはわからない状況です。電話でも注文等はできますので、それでまずは対応して、その後にそのタブレットが利用できる、それが効果があるということでしたら、それを導入するという格好になるかと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  それでは、よりよいものにね、なるように進めていっていただきたいというふうに思います。  それから、次の高齢者施設ということで、村からはですね、特養ということで、少年自然の家は使えないいうことで、じゃあ状況としたら村では50床の特養がいいであろうという回答としていただいているわけですけども、そういう話のままといいますか、だというふうに思うんですが、その辺で一つ村長そのどうなのかということですね、先ほどの話にもありましたが、養豚場の後の問題、進まないということですけども、じゃあ第2候補地を考えたということで、図面もいただいてですね、小学校の隣といいますか、その辺であれば4,000平米ですか、広さの確保ができるというお話をいただいたんです。その辺について一つ村長からちょっとお話をいただきたいなというふうに思うんですが。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  特養についてはですね、自然の家の利用検討委員会を開いたときには、50床ぐらいの特養が必要ではないかという提案をいただきました。ところが自然の家は特養に使えなかったいうことでございます。どうするんやという話になりまして、いろいろ検討した結果、悪臭の場所を買収して、そこに特養を建てていこう、そしたら特養ができて悪臭もするやないかと、こういう議員提案もいただいた。その旨、全協で諮って1人の方が反対されましたけれども、大方の方が賛成をいただいた。それに向けて2年間努力してきたわけです。  しかしながら、強固に事業者のほうは村の提案を受けてくれないいうことでありましたので、ことしの6月にもうその計画を諦めざるを得ないいうことで、じゃあどこ行くんや、場所どうするんやという話で、行くとすれば学校林の学校の周辺の山林が4,000平米ぐらいあいてるやないか。そこも1つの候補としてありますよね。  旧大河原小学校の土地もありますよね。というような話をしてきたわけでありまして、村としてはじゃあどこに特養を建てるという結論にまだ確定できてなかったわけですよね。そういう中で、じゃあ本当に事業者が来てくれるんかどうかということで、意向調査をしました。ところがこの間、いろんな業者にアクションを起こしたんですが、参入してくれる業者はいなかったいうことでございます。  ですから、村が場所を決めて来てくれないかといっても、来てくれなかったということで、それじゃあ村の福祉事業どうするんやということで、せんだっての全協でじゃあ一回村の福祉の問題については、議員の皆さんの意見も聞きながら話しようやないかということになって、経過としてそういうふうに進んできたわけであります。  そんな中で、今泰阜村に視察に行って、村としては現在二十数人が特養に入っておられますが、50床建てたら残りの二十数人はよその町から入れるということになります。そんなもの本当にこれが必要なのかということを考えたときに、村としてはそんなことをして、介護保険料がどんどん上がるよりも、村に本当に必要なものは何なんだろう、一遍調査してこよういうことで泰阜村の話が出てきたわけです。  ですから、あっこは今現在村が使っているぐらいの負担の費用できめ細かいサービスができているということを聞きましたので、それを一つの参考として村としてはじゃあどういうものがいいのかというやつをこれから考えていこういうことにしております。  ですから、京都府の計画の特養については、その期間中にはできませんけれども、じゃあ本当に村にきめ細かな施設をどうするんかという問題を今度この後もありますように、総務厚生常任委員会が開かれるようでございますので、私もできたら参加をさせていただいてですね、そういう協議をこれからしていきたいなというふうに思っておりますので、特養の問題については、一定やりたいけれども、業者が来てくれなかった、だから村としてじゃあどうしていくんかいうことを一緒にやって考えていこうということでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  そうですね、私もやはり特養50床建てたら終わりという話ではないということで、やはり村として、きめ細かなね、高齢者対策をしっかりととっていくというほうのほうがやはりよかったというふうに思いますので、総務文教厚生とですね、連携しながら早い段階でですね、やはり高齢者施設も建てるということで、これはですね、お願いということになりますが、進めていっていただきたいというふうに思います。  それから次、婚活ということなんですけども、既にビラとかで配られたりとか、実際に行われてるということで、今、村は道の駅をすることでなかなか推進課も幅広くですね、進めるということは難しいだろうとは思いますが、ただ、村としてもですね、観光課、笠置町であれば観光課、和束町であれば観光係ということで、以前、私も観光課なり、担当を何とかつくるようにということで訴えをさせていただいてですね、その後、むらづくり推進課ということで、できた経過もあると思います。  笠置町のこのゆるキャラですね、ありますし、和束町もゆるキャラがあるわけですね。ですからやっぱり観光という面もですね、村はちょっと推進課もできたところという部分もありましょうがですね、そういう部分でおくれているというふうに言わざるを得ないんです。  ですから、その辺につきましてですね、今後道の駅もオープンという運びとなりますのでですね、やはり村をしっかりとPRしていかなければならないし、そういう若者もですね、住んでもらわないといけないし、当然若者住宅という部分も含めてですね、しっかりと取り組んでいっていただけなければですね、村もおくれる一方であるというところでありますので、その辺について村の今後の観光、そういった面も含めてお聞きをしたいというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)
     「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  具体的には、地方創生の総合戦略の中で検討しているんですが、村の施設を使って村の人と場所づくりというのも一つかもしれませんが、村以外の人のマッチングをして、村に住むと住宅なりそういうのを提供しますよという方法もありかなというふうに思っているんですよね。村のイベントに参加して、カップルができて結婚したら村のそういう住宅に住んでもらいますよと、値段も家賃も安いですよということで、そういうメリットをしていく方法も一つありかなというふうに思っておりまして、そういうこと今内部で議論しておりますんで、ちょっと単純に婚活ということで、村の若者とマッチングするということだけやなくて、広く考えたいな。  消防団もそういうことを計画された経過があるように思いますけれども、消防団と誰かと仲よくなったよとだけやなくて、それをもしそれができたときに、どういうその人らにできたカップルに対して村として何ができるんかというやつを考えていきたいいうふうに思ってます。  ですから、具体的にはことしじゃなくて来年以降になりますけれども、実施していきたいというふうに思っておりますので御理解いただきたいなと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  やはり、環境も整わずにするのはちょっと早いかなとは思いますので、周辺のそういう環境も含めてですね、進めていくということですので、ぜひとも挑戦をしていっていただきたいなというふうに思います。  それから、最後なんですけども、今回も議会報告会に各地にも出向いているわけでありますけども、やはり野殿童仙房地域に伺った折にですね、やはり水道の一般会計からの繰入金という部分で水道未給水地域の方にしたら、やはり不公平感というものが大きいということで、ありましてですね、カートリッジという部分につきましては、個人のものだということなんですけども、それやったら大量に村で買うてくれへんかなという話もですね、出てきたんですけども、やはり不公平感をね、何かの形で改善できないものかというところの点で一つお聞きをしたいですけども、やはり個人のものにつきましては負担という部分はやはりできないんですかね。その辺についてちょっとひとつお願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  私もそのことを大分気になっておりましてですね、そういう意味では浄水器の補助金が18万ですか、補助をするということで、ほとんどの家庭が参加してくれるんかなというふうに思ってたんですが、合計で27件に終わっちゃった。そういうことで、うちの水はそんなん心配ないねんと思ってる人はあえて浄水器を入れなかったということでございます。  ですから、今現課のほうに検討をお願いしているのは共同井戸、浄水場じゃなく、簡易水道じゃなくて共同井戸的なものを、集落、地域地域で井戸をつくって消毒して、山を越えて何キロもわたって持っていくということ非常に高くつきますんで、その集落で小さいものでできないかなというのを今現課のほうに指示しているんですが、そうしますと、3件、4件として離れているとこをどうするんやという問題も出てきて、そこにまた不公平感も出てくるんで、一定固まっている野殿地区とかで、童仙房の4番とか、6番とかいうとこら辺については、一定集落は固まっているんで、何とかなると思うんですが。そこだけでそんでいいのかという問題も出ましてですね、なかなか具体的に策がまとまってこないいうことでございますんで、今現課のほうで十分検討をしておりますんで、そういう不公平感を抱いていることも私も承知しておりますんで、できるだけ早い時期にそういった整備を進めたいなというふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  簡易水道を11億円以上の費用ということで、これをするということは当然難しい話であろうでしょうしですね、その共同という部分が簡易にできるということであればですね、そういった方向もやっぱり検討していっていただけるという回答いただきましたのでですね、十分検討をしていただいてですね、不公平感をなくすようなですね、取り組みをしていただきたいというふうに思います。  これで、一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  梅本章一議員の一般質問は終わりました。  以上で一般質問を終わります。  これで本日の日程は全て終了しました。本日は、これで散会します。  なお、次の本議会は12月9日、午前9時30分から再開します。  皆さん御苦労さんでした。                  (散会16:05)...